気づきの伝道師 藤井一規です。
音楽の世界で、好みは分かれるそうですが、
モーツァルトの名前を外すことはできないでしょう。
天才と称されることの多いモーツァルトですが、
それだけ批判をうけることもあったようです。
彼がどのように考えていたのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15118/
この記事の目次
「他人の賞賛や非難など一切気にしない。自分自身の感性に従うのみだ」
by ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(オーストリアの作曲家、演奏家)
誰しも他人のことを無視して生きることは難しい。
周りの人たちから、他人から、
評価されたいという思いを持つことは当たり前と言っていい。
しかし、モーツァルトは、他人のことは意識せず自分自身の感性に従えばいいという。
もうしばらく掘り下げていく。
<他人に認められたい>
人間は一人では生きていけない。
誰しも他人から認められたい、という欲望をもっている。
だから、周りから認められやすいものを意識して、
何かを作ったり、提供したりしてしまったりすることがある。
その結果、自分の感性から、ちょっと離れてしまうこともある。
しかし、モーツァルトは自分の感性のみを信じなさいという。
他人の目を気にして、
自分の感性を忘れてしまったら、
自分のモノではなくなってしまう。
どこかねじ曲がったものになってしまう。
<自分に従う>
とことん、自分の感性に従ってみる。
ひょっとしたら、周りの人が眉をひそめてしまうものに
なってしまうかもしれない。
しかし、中には同じ思いを抱えている人もきっといる。
それが多数から批判されるようなものだとしたら、
余計に、私も同じ!という思いが強くなる。
そう、異端であるがゆえに、強力な賛同者が生まれることになる。
自分の感性に従っていれば、
自分に素直に、自然でいることができる。
そして、強力な仲間を得ることもできる。
<自分らしく>
人に認められたいからといって、
自分を偽ってしまうより、
自分らしくいられたほうがいい。
そうしていると、却って自然に仲間もできていったりする。
偽って作った仲間では、
長続きさせるのは困難になってしまうだろう。
もちろん、怠惰なほうに流されてもよい、ということとは違う。
自分が本当に望むことに従っていけばよい。