気づきの伝道師 藤井一規です。
人間は、人の間と書くように、人間関係を大切にしています。
だから、人からの評価を気にしてしまうものです。
しかし、人からの評価はあてにならないところもたくさんあります。
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/15278/
この記事の目次
「世上の毀誉軽きこと塵に似たり(世の中で、人からそしられたり誉められたりするといったことは、塵のように儚く消え去ってしまうものである)」
by 西郷隆盛(武士、軍人、政治家)
人の評判は、うつろいやすいもの。
絶賛されていた芸能人が、ひとつのゴシップをきっかけに
叩き潰されてしまうことも。。。
もうしばらく掘り下げていく。
<評判>
周りからの評価を気にする人は多いもの。
誰しも誉められればやはりうれしい。
自分を認められたい。という欲求は根強いもの。
人は自分の存在を承認され、自分の価値を認められたい。
子どもは親に誉められたいから頑張ったり、
我慢したりすることも多いという。
しかし、人からの評価を気にするあまりに、
自分の本当の気持ちを偽っているとしたら、
時とともに苦しくなっていってしまう。
自分らしさを失い、造られたイメージに従ってしまうことになりかねない。
<傷つくことも>
反対に誰かから言われたことで、
深く傷つき、落ち込んでしまうこともある。
自分でも恥ずかしいと思っていることを
表立って批判されたら嫌なもの。
ときには、相手には悪気はないが、
自分が気にしている心の傷に触れて、
しまうこともある。
あなたの真意に気づかずに、
冷たい対応と見えたりしたら、批判されたりすることもある。
そう、他人にはあなたの思いを100%理解することはできない。
<人は流されやすい>
また良くも悪くも、人は周りに流されやすいところがある。
あの人はすごいらしい、という話がまことしやかに伝わってくると、
特に否定する情報を持っていなければ、まず信じる方向に動く。
世の中の流行も、多くは流行らせようとする仕掛人がいて、
名前を知られた人が広告塔になって、作り出されていたりする。
メディアで盛んに取り上げられれば、実際にはたいして人気でなくても
凄いように思ってしまう。
また、大人気だった芸能人が、ちょっとしたゴシップ記事をきっかけに
一斉に叩き潰されてしまうような流れになってしまうこともある。
<どう受け取るかは自分が決める>
人は自分の主観で言いたいことを言うもの。
相手のことを十分に理解したうえで発言するとは限らない。
事実をしっかり確認する前であっても、意見をいったりする。
親しい人の言うことには同意をしやすいものだし、
多くの人が言うことには流されてしまいやすい。
人の評判は移ろいやすいものなのだ。
人の言うことに左右されすぎず、
自分の信念に従って、自信をもって
行動していけばいい。
もちろん、冷静になってこのままでよいかを
チェックする必要はあるけれど、
誰かの言うことを気にしすぎることなく、
自分らしく生きていきたいもの。