気づきの伝道師 藤井一規です。
恋をするって素敵なことです。
そして、失恋することもまた、貴重な経験。
恋をすること、恋を失うこと、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15361/
この記事の目次
「恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である」
by 瀬戸内寂聴(尼僧、小説家)
恋する気持ちって、素晴らしい! 恋してみないとわからない。
そして、失恋する辛さもまた、恋を失ってみないとわからない。
人生を味わうことについて、もうしばらく掘り下げていく。
<恋愛経験>
学生結婚した寂聴氏。
しかし、後に夫の教え子と恋に落ち、夫と娘を置いて家を出る。
小説家として活躍していくが、恋愛ものと伝記ものが主力作品。
子宮作家などと呼ばれたりして、純文学の賞にはなかなか恵まれなかった。
多くの恋をし、失恋をしてきたからこそ、
今の寂聴氏がいることは間違いない。
確かに、恋する気持ちは、恋に落ちてみないとわからない。
好きでたまらない想い、もどかしさ、
経験してみて初めてわかる甘酸っぱい気持ち。。。
嫉妬に苦しむこともあるかもしれない。
いずれも恋をしたから経験できることだ。
<失恋が与えてくれるもの>
そして、恋を失ってみて初めてわかる想いもある。
ショックもあるかもしれない、辛さや空虚感もあるかもしれない。
味わってみないければわからないものがある。
失恋すると、目の前が真っ暗になったような想いをするかもしれない。
二度と立ち直れないような気持ちになったりするかもしれない。
しかし、そんな経験をしたからこそ得られるものがある。
それだけ深い落ち込みを経験できたなら、
たいていのことなら乗り越えるのは簡単だろう。
失恋を経験をすることは、人生を豊かにできた幸運。
また、チャンスは一度だけではないことも
実感できるかもしれない。
<より豊かな人生>
本能的な想いを体験できる恋は、
人間としての根源的なところに触れる経験。
失恋もまたそう。
恋をする素晴らしさと同じように、
失恋することもまた得難い素晴らしい経験。
もちろん、わざわざ失恋しようとする必要なんてないけれど、
この世の終わりというわけではない。
恋をすること、恋を失うこと。
どちらも素晴らしい経験だと知っていれば、
充分に味わっていきたいし、
失恋の闇も恐れる必要はないとわかる。
必ず人生に深みを与えてくれるものになっていく。