気づきの伝道師 藤井一規です。
より良い世の中にしたい。
快適な日常にしたい。
人をより望ましく変えたい。
誰もが考えることかもしれない。
どのようにしていけばよいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15384/
この記事の目次
「誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない」
by レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(ロシアの小説家、思想家)
世界がもっと素晴らしいものになればいいのに。
誰もが考えることかもしれない。
そのための方法は、自分自身を変えることだとトルストイは言う。
もうしばらく掘り下げていく。
<理想の世の中>
もっと、この人がこうなればいいのに。
地域が、より活力を持てるようになればいいのに。
社会がこんな風になればいいのに。
世界がこうなればいいのに。
誰もがより素敵な世界を思い描くもの。
そんなとき、つい、周りで何か望ましいこと起きることを期待しがちだ。
相手が成長して変化することを望んだり、
都合の良い何かが与えられたり、
政治家が効果的な政策を打ち出したり。。。
自分が何かを変えていくよりは、
他力に期待をし、頼ってしまいがち。
<他力に頼ると>
誰かを変えようとしても、相手自身が変わろうとしない限り変えることはできない。
誰かに不平不満を言うだけでは、思うような変化は起きてはいかない。
政治家にあなたの理想の政策を求めても、
そうそうあなたの望みどうりの結果にはいたらない。
こうあるべきだ!と正義を振りかざして強引に人を動かそうとしても、
その通りにはならない。
正義は人の数だけあり、誰かに都合が良いことは、
他の人にはそうではないかもしれない。
一見すると美しいスローガンのもとに、
一部の人が利益を得られるような仕組みが世の中にはたくさんあったりする。
あなたの思うとおりにならないことがほとんどだろう。
<自ら変わる>
他をあなたの思い通りに替えることは難しいが、
自分をかえることはより高い可能性がある。
もちろん、自分を変えることも、簡単ではないかもしれない。
変化にはリスクも伴うからだ。
しかし、他人にそのリスクを負わせるよりは、
自分がするほうがより現実的だ。
自分一人がやったって、社会は変わらないよ。
そう思うかもしれない。
しかし、社会現象となっているようなことも、
最初は小さな一つの出来事だったりする。
タイガーマスク運動として知られる、
ランドセルなどの善意のプレゼントが恵まれない子供たちに届けられる活動は、
一人が始めた、ある児童相談所で起きた事例が始まりだ。
あなたの行動に共感するひとが現れれば、
大きく社会を動かすものになっていく可能性がある。
他人に期待するだけでなく、まずは自分から始めていきたい。