気づきの伝道師 藤井一規です。
行っていることの価値は、
どこにあるのだろう?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「他人のための行いにこそ価値があり、それが人生の重要な秘訣のひとつだ」
by ルイス・キャロル(英国の数学者、論理学者、写真家、作家、詩人。「不思議の国のアリス」より)
価値を生み出しているものとは、いったい何だろう?
もう少し掘り下げていく。
<価値はいつ発生する?>
価値はあるとき、突然に発生したりする。
目の前に金塊があったとしても、
ただの金属の塊だと思う人もいれば、
ものすごく価値のあるものだと思う人もいる。
金を有難いものだと考える人がいなければ、
特に価値があることにはならない。
ものすごく美声の人がいる。
声について、何も意識をしていなければ、
特に価値について考えることはない。
しかし、「なんてすばらしい声なんだ」と考える人の登場で、
価値が高いものとして認識される。
<価値の認識>
そのものの絶対的価値を、評価できる人はいない。
価値は、それを望む人がいて、
初めて登場してくる。
どんなときでも、同じ価値になるわけではなくて、
簡単に手に入れることができるモノは低く、
手に入れることが難しいと高く評価されたりする。
同じモノでも、価値は上下するのだ。
たとえば原油の供給量が増えると、ガソリンの価格も下がり、
供給量が減ると、上がっていく。
そして、必要とする人がいなければ、
価値を感じる人がいなくなっていく。
<人にとって>
だから、だれかが望むものには価値がある。
手に入れるとうれしいもの、有難いものには価値がある。
逆に望まないもの、特に不要なものには価値がないと考えられてしまう。
もちろん、ある人にとっては価値がないが、
別の人にとってなら価値があるってことある。
そう、ひとによって、価値が異なってくる。
小売店に行けば、商品には値札がついていたりするけれど、
実は人によって価値の認め方は違うのだ。
<人生の秘訣>
だから、誰かのためになることに
チカラを注ぐことには価値がある。
それを当たり前だと考えている相手だと、
価値を感じてもらえないかもしれないが、
失ったとき、その価値がわかる。
自分にとって、無くなっては困るものには価値がある。
目の前の人のために力を尽くすことには価値がある。
周りのひとたちのためになることには価値がある。
未来を担う子供たちのためにチカラを尽くすことには価値がある。
価値のある人生は、誰かのためになる人生なのだ。