気づきの伝道師 藤井一規です。
意志をもっているということは、
実現しよう、成し遂げようとする気持ちをもつということです。
この意志があるかないかで、大きな違いが生まれてきます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15473/
この記事の目次
「意志には代用品がない。自分のなかに意志をまったく感じられないときは、嘘でもいいから意志をつくることだ」
by スコット・フィッツジェラルド(米の小説家)
意志を感じられないときは、
嘘でもいいから、意志をつくれと、フィッツジェラルドは言う。
もうすこし、掘り下げていく。
<意志と誘惑>
意志を強く持ってるひとには、魅力があったりする。
何かを成し遂げようとする意志と、
邪魔になってくる誘惑とのせめぎあいが、
私たちの日々に起きている。
ああ、もっと意志が強ければいいのに!
ついつい誘惑にまけてしまって、
なかなか重いような成果を出すことができない。。。
そんなことってあるものだ。
<意志の強さはどこからくるか>
意志を強く持つことができれば、
困難に際しても、目標を達成する意欲を持ち続けることができる。
強く持ちたいと思うもの。
意志の強さは生まれつきなのか? というと、
どうやらそうではないらしい。
意志を保つことでの成功体験などを通して、
意志を保つための工夫をしていたりするという。
<意志を保つ工夫>
リアルタイムで様々な情報や刺激がやってくるこの時代、
放っておくと、誘惑に負けてしまったりする。
そこで、誘惑になるものは遠ざけておく手は有効。
時間の枠を設けて、集中する時間と
外からの刺激を受ける時間とを分けておいたりするのは有効。
また、複数の中から選択するための基準をはっきりさせておくと、
判断に迷ったり、選択にかかる時間を節約できる。
混沌とした状況になると、脳は楽な道を選びやすくなるので、
選択肢を減らす工夫も有効になる。
人の集中できる時間には限界があり、
休憩やエネルギー補給を適宜とるようにしたい。
目標達成のために、いつまでに何をするべきかを明らかにして、
順調なのか遅れているかを、たびたび確認することも大切。
こうしたことで、意志を保ちやすくなっていく。
<意志の強さと頑固さ>
意志の強さと、頑固さはどう違うのだろう?
頑固な状態にあるときは、自分の考えだけに固執し、
他人の価値観を排除してしまいがち。
こころの余裕部分を持っていられない状態。
意志の強さには、折り合いをつけつつ、
進んでいく可能性を含んでいる。
<意志をつくる>
意志を持てないと、張り合いも持てなくなってしまう。
だから、何かを設定して、作ってしまいたい。
強い理由はなくても、
これを達成しよう!
と決めて、やり遂げてみる。
すると、なんだか充実していることに気が付く。
決めたことをやり遂げる、という習慣をもつと
本当に成し遂げたいことも達成しやすくなっていく。