気づきの伝道師 藤井一規です。
過去を変えることはできない。
と、よく言われます、
しかし、過去をそのままにしておくことも難しいようです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15485/
この記事の目次
「過去は、決してそのままにしておけないのです。あなたも昨日とは違う人間なのです」
by キャサリン・アン・ポーター(米のジャーナリスト)
過去の事実は変わらない。
しかし、その持つ意味や解釈は、変わっていく。
どうせなら、これからの人生のために、役立つようにしていきたいもの。
もうすこし、掘り下げていく。
<事実は事実>
起きてしまった事実は変えようがない。
覆い隠そうとすればするほど、苦しくなっていく。
覆い隠そうとするために、多くの嘘やごまかしを
しなくてはならなくなってしまう。
ただ、その事実が持つ意味の解釈には、多くの選択肢がある。
起きた直後に考えたとき、悲惨なことばかりと思っていたことが、
時を経て、改めて考えてみると、
「あの経験があったからこそ、今うまくいっている」
そう思えることもたくさんあるのではないだろうか?
<視点の位置>
一つの事実があっても、誰の視点でとらえるかで、
全く違うものになることを私たちは知っています。
また、時間的にどこからの視点でとらえるかでも違ってくる。
過去からみてみたら、
そんな高度なことができるようになったと思えるかもしれない。
未来から見てみたら、その経験がとても役になったと思えるかもしれない。
そして、時とともに、過去の事実の持つ意味は変わっていく。
<全ては変化していく>
事実はひとつでも、その意味を捉える私たちは
どんどん変化している。
自分自身だけでなく、周りも変化していっている。
新たな経験をすることでも変わっていくし、
新たな能力を身につけたことで、
未熟だった自分に気づくかもしれない。
また、例えば、年を重ねて、あんな無茶なことができた自分が、
若くエネルギーに溢れていたと思うかもしれない。
<過去を糧に>
起きたことをそのままにはしておけないのなら、
これからの人生にとって、役立つように自ら捉えなおしていきたい。
そこにはきっと、プラスにしていける考え方がある。
その経験をしたからこそ、できることがきっとある。
宝物のような経験をしたのなら、
さらに輝くものにしていけばいい。
ひどい体験をしたのなら、
そこから得られた宝物を見つけて、磨いていけばいい。