気づきの伝道師 藤井一規です。
付き合っていくなら、信頼できる人としていきたいものです。
ところで、信頼できる人とは、どんな人でしょうか?
いろいろな尺度がありますが、
そのひとつには約束を守るかどうか、があります。
約束を守る人であれば、安心して任せていられます。
約束について、しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「気軽に約束しない人は、もっとも誠実に約束を守る」
by ジャン=ジャック・ルソー(スイス出身、フランスで活躍した哲学者、政治哲学者、作家、作曲家)
大切だと思えばこそ、安易に約束をしない。
そんな人は信用できるかもしれない。
信頼できる人と約束について、
もうすこし、掘り下げていく。
<誠実さ>
調子よく、耳障りの良いことばかりを言う人がいるもの。
そして、言ったことを守れなくても
気にすることなく、うまい言い訳を並べることができたりする。
それはそれで、一つの才能かもしれない。
しかし、その言葉を期待し、信じて待っていた人からすれば、
誠実さを感じることはできないだろう。
もちろん、状況は常に変化していくもの。
約束した時点では、十分できると思っていても、
事態は変わってしまうこともある。
ときに守れなくなってしまうことがあるのも理解できる。
誰しも、100%約束を守るというのは難しいとはいえ、
次々に反故にされてしまうとなれば考えもの。
<約束は誰とする?>
約束は、誰とすることなのだろう?
約束した相手とするだけでなく、
自分自身ともしていることに気づいていきたい。
守るためには、自分の行動にもその分、制約が生まれてくるからだ。
他人より自分のことが重要なのは理解できるけれども、
簡単に破棄してばかりいては誰も信じてくれなくなってしまう。
約束を守ることは、相手との関係だけではなく、
自分をどうコントロールしていくかにも関わっている。
小さな約束であっても、大切にするかどうかは、
その人のあり方とも関係している。
<誠実さと信頼>
人は人間関係なしには生きてはいられない。
表面的な社交性だけでも、ある程度は乗り切っていけるかもしれない。
しかし、本当に困ったとき、苦しいときは、
信頼できる誰かがいるかどうかで、大きな違いが生まれてくる。
誰にでも都合よく、愛想よくしていく必要はないかもしれないが、
大切にすべき人は、
大事にしていきたい。
誠実であることは、信頼できる人間関係を結ぶ重要なもの。
約束は、その重要なカギの一つだ。