気づきの伝道師 藤井一規です。
何があなたの心を占めていますか?
心配なことがあるとき、
心の多くの部分をそのことが占めてしまったりします。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15626/
この記事の目次
「あなたを心配させるものが、あなたを支配する」
by ジョン・ロック(英の哲学者)
一旦心配になると、
気になって落ち着かなくなってしまいがち。
もう少し、掘り下げていく。
<気になるもの>
気になるもの、心配になるものは、
心のどこかに居座っていたりする。
何かをしていても、没頭できなくなってしまったりする。
ときには心全体を占めてしまって、
いてもたってもいられなくなったりする。
脳は、意識しているもののに関連するモノには敏感になる
という特徴がある。
無意識のうちに、気になるものにターゲットを定め、
兆候を捉えようとしていたりする。
<心配することで得られるもの>
心配したままの状態では、安心することもできず、
今、しなければならないことがあっても集中することはできない。
心配に対して何もすることがないにもかかわらず、
ただ心配することをなかなかやめられないとき、
心配することで、何が得られるのか?考えてみる。
心配している自分がいること以外には
得られるものはなかったりする。
そう、行動しないのなら得られるメリットはほとんどなく、
心配している自分がいるだけになったりする。
<心配から離れる>
しばらくの間、心配から離れていても、
事態は変わらなかったりする。
心配なことの多くは、自分では
どうしようもないことだったりするからだ。
いくら見張っていても、自分ではどうしようもないとしたら
見張っていても、いなくても変わらない。
そう、心配から離れたいときには、
離れていても大丈夫だったりする。
また心配したくなった時に
自ら心配すればいい。
どんなときも、自分の意思で状態を変えることができることを
覚えておきたい。
<心配から離れる知恵>
心配の状態から抜け出したいときは、
まずは、心配している自分を認めていきたい。
このことを心配しているんだね。
そんな自分を愛おしく抱きしめるように。
充分慈しみを伝えたら
「きっと大丈夫」って伝えていく。
心配できるってことは、素晴らしいこと。
大事に思い、うまくいって欲しいって願っているってこと。
慈しみを受け取り、しっかり感じられたとき、
心配から離れている自分に気づくことができる。
「きっと大丈夫」