気づきの伝道師 藤井一規です。
ノウハウを求める人はいっぱいいます。
しかし、ノウハウはそのことだけにしか通用しないことが
多かったりします。
より応用範囲の広いものはないものでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15665/
この記事の目次
「これまでの人生で、テクニックに裏打ちされた自信をもったことは一度もありません。でも、感性さえ磨いておけば、どんなことでもやってのけられるものです」
by オードリー・ヘプバーン(英の女優、ユニセフ親善大使)
感性を磨いておけば、どんなことでもやってのけられるといったヘプバーン。
いったいどういうことなのか、
もう少し、掘り下げていく。
<ノウハウ>
未知なこと、やりたいがなかなかできないことに出会ったとき、
ノウハウがあればと誰しも思うかもしれない。
見回せばノウハウ本は世に溢れ、インターネットにもノウハウ情報が満載だ。
講習会にしても、研修にしても、
ノウハウを軸にしたものは数知れない。
知りたいことはあまたあり、
一つのことでも、切り口を変えたり視点を変えれば
新しいノウハウになったりする。
<通り一遍>
しかし、ノウハウはそのことズバリには役に立つが、
ちょっと違うと役に立たなかったりする。
ノウハウに書いてある道具がなかったら、
材料がなかったら、
とたんにできなくなったりする。
型にはまれば、効率的効果的にいくけれども、
そこから外れると、
とたんに「できない」って人が現れてくる。
<感性>
初めてするようなことでも、
見よう見まねでできたりすることがある。
それは、感覚から得られたものを自分のモノにできていたから。
私たちは脳にコピーニューロンをもっており、
まねる能力を持っている。
見たり聞いたりしたことを
あたかも自分自身で実行しているように
感じ取るチカラがある。
感性が高い状態にあれば、
感知できたことをしっかりと感じ取り、
自分がしたときに同じかどうかを感じることができる。
違っているとわかった部分は修正していけばいい。
また、手本がなくても、
これまでの経験と重ね合わせたり、
組み合わせて、こうすればできるかもしれないと
わかったりする。
<感性を磨こう>
感性を磨いておけば、
自分の世界が豊かになる。
私たちは目の前で素晴らしいことが起きていても、
意外と見逃してしまったりしているもの。
例えば同じ稽古をしていても、
美しさを生み出す違いに気づいている人と
気づいていない人がいるもの。
違いを生み出すものに気づいていれば、自分がするときにも
そこを意識すればうまくできたりするもの。
そう、感性を高めておけば、どんなことも自分なりにすることができる。
感性を高めておけば、より高いレベルを目指すことができる。