気づきの伝道師 藤井一規です。
人は一人では生きてはいけません。
しかしながら、干渉されすぎると感じることも嫌なものです。
人付き合いについて、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15671/
この記事の目次
「独りになりたいなんていってないわ。ただそっとしておいて欲しいといったの。それはまったく違うことよ」
by グレタ・ガルボ(スウェーデン生まれの女優)
ハリウッドの伝説的スター、グレタ・ガルボ。
しかし、36歳で引退した後は、徹底的にマスコミを避けていたという。
独りになりたいわけではないが、そっとしておいて欲しいといった彼女の言葉から、
人の気持ちについて、もう少し、掘り下げていく。
<動揺>
付き合っている相手から、
「しばらくそっとしておいて欲しい」って
言われたとしたら、、、
それって、別れたいってこと?
私じゃ無理なの?
どうやって、再開したらいいの??
動揺してしまう人も多いかもしれない。
そんなときは、まず、この言葉を思い出すといいかも。
独りになりたいというのと、
そっとてしておいて欲しいということとは、違うことなのだ。
<誇り>
人は誰しも自分に何らかの誇りを持っている。
しかし、気づかないうちに相手の誇りを
土足で踏みにじるようなことをしてしまうことがある。
悩んでいるパートナーや大事な人がいたら、
わかりあいたい、何とかしてあげたいと、
あれこれと尋ねたり、アドバイスしてしまったりする。
特に男性は自分に誇りを持っていたい。
できていない自分、惨めな自分と向きあわされる時間は、
できれば持ちたくない。
女優グレタ・ガルボが言っているように、
女性にも土足で踏み入ってほしくないところがあるもの。
<信じる>
もうひとつ、あれこれと話を聞きたがる、
あれこれとアドバイスをしたりする気持ちの中には、
相手に解決する能力がないのではないか?
という思いが混ざっていることに気づいておきたい。
もちろん、相手が大事だからこそ、
あれこれ心配する気持ちがあってしていることはわかる。
しかし、相手に自ら解決する能力が無いと思うから、
事細かく聞き出そうとしたり、
いちいちアドバイスしてしまう。
相手のチカラを信じることができれば、
見守っているだけでいい。
<手放せない人>
困っているときに、居てほしい人は
気持ちを受け止めてくれる人。
助けを求めたいときに助けてくれる人。
そして、自分で何とかしたい、と思っているときに
あなたを信じて、見守ってくれる人。
「そっとしておいて!」は、今は見守っていてほしいというサイン。
「そっとしておいて」がわかる人、そこに至る前に関係を円滑に保てる人になれたら、
ずっと付き合っていきたい人になっていく。