気づきの伝道師 藤井一規です。
成功する人は、あっさり成功してしまう
ということが起きたりします。
能力はあるのに、失敗するのではないかと恐れるあまり、
返って失敗してしまうこともあります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15703/
この記事の目次
「成功は、多くの場合、失敗が不可避であることを知らない人によって成就される」
by ココ・シャネル (仏のファッションデザイナー)
失敗は避けられない、と思っていると、
失敗が起きてしまったりする。
どうやら、警戒しすぎると
却ってうまくいかなかったりするようだ。
もう少し、掘り下げていく。
<成功を信じる>
成功を信じ切って、どんどん進んでいく人が
目的を成就させてしまうことが良く起きる。
失敗するかもしれないと思うと、
打つ手が中途半端になってしまいがち。
うまくいかない場合を想定すれば、
守りのために時間を割くことになり、
進む速度も遅くなっていくことになる。
通らなければならない橋があったとき、
素早く通れば大丈夫なのに、
落ちはしないかと、警戒してゆっくり進んでいるうちに、
橋が不安定になってしまうなんてことが起きたりする。
身を護るための、重い鎧を身に付けてしまったがために、
重量オーバーなんてことも起きたりする。
失敗することなど思いもしない人のほうが、
あっさりうまくいってしまうことが起きたりするのだ。
<命の危機と失敗>
もちろん、生きていくうえで、
命の危険を回避することはとても大切なこと。
だから、うまくいかないときのことを想定することは
重要なことのひとつだと言える。
しかし、命の危険を回避しようとすることが、
小さな失敗を回避しようとすることに拡大してしまいがち。
人生においては、生き続けることができる限り、
基本的にどんな体験も役に立つ。
その時点では大失敗と思うようなことだって、
後の人生にとっては貴重な体験になったりする。
命の危機と、失敗とはしっかり区別して扱っても
いいかもしれない。
<成功を手にしよう>
失敗を避けようとすることで、
失敗のイメージを強めてしまうと、
知らず知らずのうちに、失敗を引き寄せてしまうことがある。
失敗を恐れるよりは、成功と共鳴するものをたくさん持っていたほうが、
成功を手にしやすくなるのだ。
成功を信じ、そのために全力を尽くしてみると、
たとえうまくいかなくても、何ができるかが明らかになってくる。
失敗は、次の「敗けを失くす」ことでもある。
まずは、成功に向けて思い切った行動をしてみても
いいかもしれない。