気づきの伝道師 藤井一規です。
10年後、あなたはどうなっていたいですか?
就職面接でも質問されることの多いと言われるこの質問について、
望ましい人生のために、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15750/
この記事の目次
「時間を自分のものにしてしまえば、多くの人が、一年でできることを過大評価していること、そして、十年でできることを過小評価していることがわかるだろう」
by アンソニー・ロビンス(米の自己啓発作家、コーチ、講演家)
10年後を意識することには、どんな意味があるのだろう?
高齢者だったら、残念な気持ちになったりするのでは?
もう少し掘り下げていく。
<短い未来>
私たちは、明日とか、1週間後というと、
実感をもって考えることができる。
一日あれば、これだけのことができるはず!
という想像を具体的にすることができる。
こうして、1週間ならこれくらい、1か月ならこれくらいといったように。。。
しかし、多くの場合、短期の未来を考えるときは、
質の高い時間を想像通り注ぐことができると思ってしまいがち。
現実には、邪魔するような事態が起きたり、
誘惑にかられて、できなかったりなんてことが起きてしまう。
こうして、一番大きな差が生まれやすいといわれるのが、
自分についての1年後なのだそう。
もちろん、きっちり計画立てて進めることができるって人もいる。
<10年後の未来>
これに対して10年後というと、今日明日や1週間後、
といった生々しさを感じにくくなる。
それは、現在、自分を縛っているもの、
制限をかけているものを解き放った状態を想像し、
自分で自由に創り上げることが可能だと思わせてくれることでもある。
今すぐには無理とあきらめてしまうようなことも、
10年だったらできるかもしれない
という気持ちになれる。
10年後目標とする自分を想像しておくと、
そこに向かって進みたくなってくる。
高齢になっていたら、10年後なんて。。。
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、何歳であってもできることがあるし、
科学の進歩も凄まじい。
若々しくいられるとしたら、手に入れたいもの、
したいこと、なりたいことってきっとある。
<10年後の意味>
初めに、就職試験で良く尋ねられる質問のひとつに
10年後の自分がある、と書いた。
組織も生物と同様に生きようとするもの。
生きる意欲を持つためには、
目の前のことだけでなく、望ましい未来を目指すチカラがある方が強い。
描いた未来を、心と身体とが手に入れたい!って望むとき、
その方向へ歩み始めることができる。
10年後を描くことは、実は、日々どんな取り組みをしていくかにも
影響のあることなのだ。
ただ単に、目の前のことをただ片付けるのではなく、
未来につながる日々の行動を積み重ねることができる。
<10年後の未来>
まず、10年後の理想の自分を描いてみたい。
しがらみや制限を全部取っ払って、
どんな未来を手に入れたいかを想像してみる。
どうやって取り除くかなんてわからなくてもかまわない。
心の底から手に入れたいことなら、
その方向に進むことができる。
人生は現在の延長線上を進むだけではない。
倍々と上昇していくかもしれないし、
別の道に出会えるかもしれない。
楽しんで理想の10年後を考えてみる価値は、きっとある。