気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも、成功者となりたいもの。
しかし、力はあってもなかなか成功できずにいる人もいます。
マイケル・ジョーダンの言葉から、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15814/
この記事の目次
「成功は、やみくもに追い求めるものじゃない。それに向かってたゆまない努力を重ねるものだ。そうすれば、成功は思いがけない時にやって来る。それがわかっていない人が多いんだ」
by マイケル・ジョーダン(米の元プロバスケットボール選手)
バスケットボールの世界で、超一流プレーヤーとなったマイケル。
競争の激しいプロスポーツの世界、
一筋縄ではいかないこともあるだろう。
この言葉の意味を
もうしばらく掘り下げていく。
<成功したい!>
成功したい!という気持ちは理解できる。
バスケットボールの選手であれば、
試合のコートに入れるのは、ひとチーム一度に5人だけだ。
成功するためには、この5人の中に入らなければならない。
となると、どうすればこの5人に選ばれるか?
もちろん、努力し、実力をどんどん伸ばしていって、
ライバルたちを抜かしていけばいい。
しかし、競争激しいプロの世界、
実力があっても、チャンスがないばかりに
結果を出せずに消えていってしまう例は数えきれないだろう。
<成功を追いすぎると>
なので、例えば監督に好かれようと
いろいろな作戦を立てたりを考える人も出てくる。
しかし、うまく取り入ったと思っていたら、
あるときその監督が不祥事などでクビになり、
その一派として一緒にチームを離れる羽目になったりする。
あるいは、ライバルを蹴落とす作戦を考えてしまったりする人も出てくる。
それがエスカレートすると、
人としての道を外して良からぬ行動に出てしまったり。。。
そういえば、ライバルの選手に
禁止薬物を飲ませてしまったなんて例もありました。
スポーツではなくとも、成功に目がくらんでしまうと、
人として大切にすべきことを見失ってしまうことがあるのだ。
それ以前に、実力を磨く時間を
策略のほうに使ってしまうことになる。
<成功はついてくる>
おそらくマイケルは、成功しようとして
道を踏み外してしまった人を身近にたくさん経験してきたのだろう。
成功を追いかけまわそうとする必要はない。
成功のチャンスはやってくる。
その多くは思いがけずやってくる。
しかし、やってきたそのチャンスをしっかりつかむには、
しっかりした準備が必要になる。
準備が整っていれば、
チャンスをつかみやすくなる。
チャンスをつかみ、離さずにいられるようになる。
そのための努力を積み重ねることが、成功の王道なのだと。