気づきの伝道師 藤井一規です。
小さな子供が、親に質問し続けている場面を
目にすることがよくあります。
疑問を持つことは、生きていくうえで重要なことのひとつです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15878/
「懐疑は発明の父である」
by ガリレオ・ガリレイ(伊の物理学者、天文学者、哲学者)
目の前で起きていること、誰かに言われたことに疑問をもつ。
それは、自分の理解を深め、認識できる世界を拡げていくチカラを持っている。
もうしばらく掘り下げていく。
<不思議>
生まれてきた子供にとって、
全ては新しく、珍しいものだ。
変わったことがあれば、興味を惹かれる。
それがどんなものか、手や口で触れ、確かめようとする。
成長して言葉を覚えていくと、
世界は自分のすぐ周りにあるモノだけにとどまらなくなる。
抽象的な概念も、扱うようになっていく。
理解できないものに出会ったとき、
不思議に思い、疑問を持つ。
そして、それが理解できたとき、
自分の世界は拡がっていく。
<慣れ>
もちろん、理解できないままになることもあるし、
ずっとそこにあったものは、あって当たり前という感覚になっていく。
そう、私たちは「慣れる」という特性も持っている。
本当は、ものすごい偶然や、奇跡の結果で起きていることも、
日々当たり前のように続いていると
そのものすごさ、有難さがわからなくなってしまう。
<発見は身近にある>
高いところにある物が落ちるのは、
当たり前に起きている。
しかし、どうして落ちるのか?
ニュートンは疑問に思って、万有引力の法則に思い至った。
リンゴは落ちているのではなく、
地球とリンゴが引き合って近づいたのだと。
不思議に思い、疑問を持つことで、
多くの発見がなされ、それを活かして発明がなされてきた。
<疑問が拓く>
金利が大変低いなか、お金を集めようと
金融機関が外貨預金に高い金利をうたっていたりする。
パッとみると短期間のほうが、なぜか金利が高くなっていたりする。
通常なら、長期のほうが銀行としても有り難いはず。。。
そりゃ短期間で金利高いなら、短期だし、
ちょっと始めてみるかって思うかも。
でも、やはり変。
疑問をもってよく見ると、預けた初回だけだったりする。
1か月物で年率6%だとすると、1か月では0.5%ってことになる。
金融機関でかなり違うが、円から外貨、外貨から円に換えるためには
かなり高い手数料がかかっていたりするし、為替変動のリスクもある。
もちろん、そのことも説明はされているが、
疑問に思わないと見逃してしまうし、
一度預けると、そのままになってしまいがちだ。
<可能性を拓く>
疑問に思ったことがあれば、
踏み込んでみると発見がある。
当たり前になっていることも、改めてどうしてなんだろう?
って考えてみると、気づくことがある。
「どうしてなんだろう?」
「なぜなんだろう?」
改めて考えてみる価値はきっとある。