気づきの伝道師 藤井一規です。
誰もが、できるなら失敗したくないと思っている。
しかし、その思いが強くなりすぎると、行動できなくなってしまいます。
また、失敗してしまったら、
その責任から逃れようとする気持ちも湧いてきたりするものです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15997/
この記事の目次
「過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ」
by 吉田松陰(武士、思想家、教育者)
失敗したくない、嫌われたくない、間違いたくない。
誰しもそんな気持ちを抱くもの。
しかし、それがゆえにあなたらしさを失っているとしたら、
考え直したほうがいいかもしれない。
もうしばらく掘り下げていく。
<失敗は避けられない>
誰しも心や身体に痛みを感じることは避けたいと思うもの。
だから、うまくいかせるために、準備したり、努力したりする。
しかし、新しいことを始めようとすれば、
最初からうまくはできなかったりする。
もっと上達しようとすれば、簡単にはできない
高度なことをしなくてはならなくなる。
質を上げようとすれば、
小さなところまで心を配る必要があったりする。
いつもはできることも、ときにはうっかりしてしまうこともある。
どうしても失敗を経験することになる。
そう、自分の可能性を拡げようとするとき、
失敗することは避けられない。
<失敗が引き出す暗黒面>
そこで、ふと考える。
チャレンジしなかったら、失敗しなくてすむ。。。
うっかりミスも、誰も見ていなかったのなら、黙っていればわからない。。。
だれかに過ちの責任を押し付けてしまいたい。。。
どうも失敗してしまったり、失敗の可能性が近づいたとき、
その人の暗黒面が現れてきやすくなる。
ここで、こうした暗黒面は、
その人に限られた特性というわけではない事も伝えておきたい。
すぐに表に出すかどうかの違いはあるが、
誰しもが抱えていることなのだと知っておきたい。
<失敗と向き合う>
できれば自分の暗黒面との付き合いは避けていきたいもの。
改めて考えてみると、こうした暗黒面は、
失敗や過ち、間違いそのもので現れてくるのではなく、
それらから目をそらしたり、ごまかしたり、
逃げようとすることから生じてきている。
そう、失敗しないことや、過ちや間違いを無かったことにしようとするよりも、
もっと大切なことがあるのだ。
失敗と向き合い、それを乗り越えていくことだ。
<望ましい人生>
この一度きりの人生、
失敗したくないからと、チャレンジしないままで本当にいいのだろうか?
してしまった過ちや間違いを、そのままにしておいていいのだろうか?
望ましい人生を送ろうとするとき、
思わず避けたくなったことが起きたときほど、
そこでどうするかが大事な瞬間だ。
といえるかもしれない。