気づきの伝道師 藤井一規です。
一攫千金をもくろむ人たちがいます。
例えば、宝くじで、一等何億円かが当たったとしたら、
それは成功と言えるのか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16026/
この記事の目次
「一攫千金は偽りの成功。真の人生の勝負は、じっくり腰を落ち着かせてかかるべきだ」
by 手塚治虫(漫画家、アニメーター、医学博士)
大金を手にしたいと、ギャンブルに
のめり込む人たちがいたりする。
宝くじも最近では当選金額が、10億円なんてものもあったりする。
かくいう私も当選を信じて買うことがある。
当選することは幸運だと言えるが、成功とはちょっと違うかもしれない。
もうしばらく掘り下げていく。
<一攫千金>
一攫千金を成し遂げた人は、
それまでと同じ感覚でいることが難しくなるらしい。
宝くじで高額当選すれば、銀行で手続するまで、
当選券を持っていることになる。
週末に判明すれば、銀行が開く週明けまでは気が気ではなくなったり。。。
銀行からは「『その日』から読む本」という注意を喚起する冊子が渡されるそう。
それだけ、普段通りの状態でいることが難しいってこと。
高額当選したと知ったあなたの周りの人たちも
おすそ分けを期待して集まってきたりする。
当選したと1人に話せば、広く公言したのと同じなのだそう。
<一攫千金のその後>
こうした一攫千金達成者は、なかなか表には出ないので、
お金を手にした後、幸せになれたのか、そうでないのか、
具体的な統計値を知ることがむずかしい。
ただ、一度上げた生活レベルを下げることは難しいこと、
金銭感覚が大きく変わってしまいやすいこと、
そのお金を狙った人たちがやってくることなどから、
思わぬ大金を手にした人は、
そのまま幸せではいられないことが多いとされている。
たしかに、莫大な収入。
しかし、次の保証は全くないし、経験したことのない状況になる。
という点は心得ておく必要がある。
経験がない状況では正常な判断が下せなくなりがちだ。
<幸運と成功>
もちろん、自分を鍛え上げ、努力して世界トップレベルの
スポーツ選手になったような場合は、
そこに至るまで、自分を成長させてきている。
大金を手にした自分を支えている実力がある。
そのレベルに到達するまで土台がつくり上げられている。
単なる幸運で大金を手にした場合は、
その自分を支えているものがないままになっている。
空中に危うく浮かんでバランスをとっているような状態と言えるかもしれない。
安定させるための工夫が必要なのだ。
一攫千金をすることよりも、お金を手にした後、安定させられる自分へ
成長しておくことが重要なのかもしれない。
もしくは、一攫千金は狙わずに、自分を成長させ、実力をつけていくかだ。