気づきの伝道師 藤井一規です。
人は誰もが初めはこどもです。
時を経て、成長し、大人となっていきます。
そして大人になったとき、子どもであったことは
すっかり忘れてしまったりします。
子どもであったことの価値について、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16061/
この記事の目次
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない」
by サン=テグジュペリ(フランスの作家、操縦士)
おとなになったとき、未熟だったことを自分のことを忘れてしまう、
逆に、子どものときにできていた、たくさんのことをすっかり忘れてしまう。
幸せに生きるために、子どもであったときのことを
思い出しておくのも役に立つ。
もうしばらく掘り下げていく。
<大人になると>
人間は、良くも悪くも変化していく。
身体の成長とともに、心も成長していく。
子どもから大人になっていくと、
子どものときにはできなかったことも、
たくさんできるようになっていく。
経験を積み、立場も変わっていって、
考え方も変わっていく。
普段から、自分が子どもであったことを意識して
生きている大人はいないと言ってもいい。
<子どもならでは>
子どもたちの様子を見ていると、
なんでこんなにエネルギッシュなんだろう!
って驚かされる。
興味のあることに全身で、全力で取り組んでいたりする。
そうして元気にしていたと思ったら、
次の瞬間、ぐっすり寝ていたりする。
でも、考えてみれば、私たちも子どものころは、こうだった。
理屈を抜きにして空想の翼をとことん広げていたり、
限界のない夢を描く力があった。
文化や人種の違いなんて気にしないで
あっという間に友だちになれていた。
<おとなになっても>
成長という変化を経ても、私たちの中には、
子どものころのチカラや、考えていたことは残っている。
童心に帰って思いっきり遊ぶ時間をもつのもいい。
夢を描いてみるのもいい。
また、子どもから大人になっていくとき、
あれほど、こんな大人にはなりたくない!
と思っていたはずが、
その嫌な大人になっていることに気づいたりする。
<子ども力を活かす>
私たちは、自分の中にある子ども力を
もっと生かしていいかもしれない。
無意識のうちに自分の可能性を制限したり、
あきらめてしまっていることがいっぱいある。
子ども力が、あなたの能力を、可能性を拡げていくかもしれない。