気づきの伝道師 藤井一規です。
お金持ちになって多くを所有したいと考える人もいます。
反対に、できるだけモノは持たないようにする、ミニマリストのような人たちもいます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16091/
この記事の目次
「自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界全部でもね」
by スナフキン(ムーミンより)
スナフキンは、究極のミニマリストと言えるかもしれない。
自分だけのものだと抱えようとしても、
自分の抱えられる量には限界がある。
抱えると、失うのが怖くなる。
もうしばらく掘り下げていく。
<所有欲>
誰だって、おもしろいもの、役に立つもの、素敵なものあれば
所有したいって気持ちが湧いてきたりする。
子どもたちは、おもちゃを欲しがったり、
親から見たら、何かよくわからないガラクタを集めていたりする。
たくさん持つことは富を表すような気持ちがする。
世の中の商品も、経済成長とともにどんどん多機能になってきた。
機能を付けることで、付加価値をたかめようとしてきた。
どちらかというと社会は膨らむ方向に向かってきた。
所有したいという思いが多くの人の心に存在するのは間違いない。
<持つ限界>
あらゆる、イイナ!って思ったものを集めても、
いつも使っているわけではない。眺めているわけではない。
たくさん持てば、保管する場所もたくさん必要になる。
気づけば、モノがあふれてしまっていたりする。
なかなか捨てられないまま、モノが増えてしまったりする。
いつか使うだろうと思っていても、
いつまでたっても全く使う気配はなかったりする。
どんなにたくさん持っていても、有効に使えてはいなかったりするものだ。
<断捨離>
不要なものは手放していこうとする考え方が、
人気となってきた。
確かにモノがあふれていると、保管してあるはずの
必要なものを見つけることも難しくなる。
部屋の様子は、頭の中の様子だって言われたりする。
たくさん持っていたら、必要なものを探し出すのに
時間がかかってしまうのが当たり前になってしまう。
頭の中もごちゃごちゃしていたりする。
<スナフキンの考え方>
モノをできるだけ持たないようにするミニマリストが
話題に上るようになった。
もちろん、ミニマリストであっても、持っていたいモノはある。
物理的なモノではなくても、人生は豊かだと、
美しさがあると、幸せがあると感じていたい。
自分の感情は、自分だけのモノ。
所有するかどうかは人それぞれで決めていけばいい。
幸せになるために、自分だけのモノにする必要がないものがたくさんある。
ってことにも気づいていきたい。
スナフキンの考え方、活かしていいかもしれない。