気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは、人づきあいがうまい方でしょうか?
それとも苦手なほうでしょうか?
社会生活を送るうえでは、
ある程度の人付き合いはできたほうが望ましいでしょう。
人づきあいがうまい人の特徴を知れば、
あなたには選択肢が増えることになります。
人づきあいがうまくなる考え方について
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16115/
この記事の目次
「人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ」
by ロバート・フロスト(米の詩人)
人付き合いがうまい人は、うまく許せる人だとフロストは言う。
もちろん、誰しも許せないことってあるものだし、
なんでも許せばいいというものではない。
もうしばらく掘り下げていく。
<ひとりひとり>
人は、ひとりひとり違っている。
そして、違いを持ちながらも、同じ社会の中で生きている。
多少気に入らないところがあっても、
うまく付き合うことができたほうが、
円満に暮らしていくことができる。
例えば、セールスマンであれば、気に障るような行動をする人でも、
たくさん買ってくれるなど、顧客として優良であれば、
うまく付き合っていくことも必要になったりする。
それには、気に障る部分があっても、
許可を出すことができるかどうかにかかっている。
もちろん、出したくない許可まで出す必要はない。
<違いを認める>
考えてみれば、自分と全く同じ人はいない。
いくらクローン人間を作ってDNAが全く同じ人を作ったとしても、
育ってきた環境は同じにはならない。
全く同じ経験をすることはできない。
DNAが定めている特性があれば、
ある程度の類似性はあるかもしれないけれど、
体験から身につけていったことまでは同じにはできない。
双子であっても、性格が全く違うなんてことはよくある。
ましてや、文化や育った環境、時代が違えば、
大きく考え方が違うのは当たり前だと言っていい。
単に、自分と違うから、という理由で
拒絶しているとしたら、もったいない。
違いがあることを認めたうえでどこまで許容できるか。
広くできれば、付き合える相手も増えていく。
<良さを認める>
それに、どんな相手にも、
いいな、すごいなって思える部分があったりするもの。
嫌いなところがあると、ついその部分ばかりが目につき、
その人すべてを否定してしまいがち。
しかし、実はそれはほんのわずかだったり、
そのひとの背景を理解できていないだけだったりする。
相手にも良さはある。
その良さを認めることができると
付き合いやすくなっていく。
<付き合い方>
加えて、付き合い方にも工夫ができる。
人の状態は変化するもの。
心に余裕があれば、許す余地が増える。
自分の状態を好ましくしておくのもいい。
また、嫌な面がのぞきやすい場面ってあるように、
逆に、相手が社交的な選択をする状況ってあるはずで、
そういう状況を用意することもいい。
違いがあるのは当たり前、認められる部分もあるはず。
心地よい付き合いを増やしていきたいもの。