気づきの伝道師 藤井一規です。
原因があれば結果が生まれてきます。
何かをすれば、それが原因となって、何らかの結果につながっていくものです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
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この記事の目次
「収穫期を迎えることはないかもしれないが、あなたの一つ一つの行動が種をまいているのです」
by エラ・ウィーラー・ウィルコックス(米の著作家、詩人)
何かをすることは、ちょうど何かの種をまくようなもの。
その種は、必ず死も収穫に至らないかもしれないが、
確実に機会を作り出している。
もうしばらく掘り下げていく。
<反応と連鎖>
何かをすれば、何らかの反応が起きる。
もちろん、必ずしも明らかにわかるような
変化をもたらすとは限らないけれど、
したことは原因となって、何らかの結果をもたらす。
またその結果が原因となって、さらなる結果をもたらしたりする。
ドミノ倒しのように、一つが次のひとつを倒し、
そのひとつが、また次のひとつを倒していくように、
どんどん連鎖を起こすこともある。
一つが、複数の駒に働きかけ、あっという間に
大きな変化をもたらすようなこともある。
<すぐに変化しなくても>
もちろん、何かすれば必ず大きな効果が得られるとは限らない。
種をまいても、芽が出ないこともある。
雨が降らなかったり、土の栄養や、肥料が足りなくて、枯れてしまうこともある。
病気や虫に襲われることも。
花を咲かせ、実をつけ、収穫に至るには
越えなくてはならないことがあるかもしれない。
しかし、種をまかないことには何も始まらない。
種をまくから、芽が出るチャンスが生まれる。
最終的に収穫するチャンスを生み出すことができるのだ。
<見返りを期待しない>
私たちは、自分がこうしたのだから、
すぐにこうなるはず、これが返ってくるはず。。。
そんな風に結果を、見返りを期待してしまいがち。
でも、必ずしも期待通りのことが起きるとは限らない。
結果にならないと、すぐにやめてしまったりする。
見返りがあるからする、
見返りが無かったらしない、
のように、未来の相手の行動を基準に考えているとしたら、
自分の判断基準がブレてしまい、
あなたの行動もブレてしまう。
そして、次第にしなくなっていってしまう。
もちろん、種のまき方が間違っていれば修正したほうがいいけれど、
種をまくのをやめてしまったら、収穫にはつながらない。
<種をまくことを楽しむ>
種をまくことそのものを楽しもう。
素敵な行動をすることそのものを楽しめば、苦にもなることもない。
もし、芽が出たら、喜び、大切にしたい。
育っていくのを、どんな変化をしていくかを見守っていくのも
うれしいもの。
そして、花が咲き、収穫が得られるならなんと素晴らしいことか!
まずは種をまくことを楽しむことから始めたい。