気づきの伝道師 藤井一規です。
成功させようと努力するとき、
いつ成功するのかわからない状況にあると、
あきらめてしまうことがあります。
成功に向かって努力を続けることについて、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16304/
この記事の目次
「多くの場合、成功は成功するまでの所要時間を知っているか否かにかかっている」
by シャルル・ド・モンテスキュー (フランスの啓蒙思想家、法律家、歴史家)
これだけやれば、これくらいの成功が得られるとわかっていれば、
努力する意欲を保ちやすい。
しかし、残念ながらいつ陽の目を見るか、
わからないことも多い。
どのように考えていけばよいのか、
もうしばらく掘り下げていく。
<成功と努力>
努力が報われるかどうか、という議論がある。
どれだけ努力しても、必ずしも成功として結果が返ってくるとは限らなかったりする。
もちろん、努力した分の成果は出る。
しかし、成果が出にくい方法であれば、
どれほど一生懸命に取り組んでも、成果は表れにくい。
<努力のやり方>
同じ筋肉強化をするのでも、
科学的に効果の高いトレーニングをするのと、
目的の筋肉以外を酷使し、膝や腰に負荷のかかる、
ひたすら苦しいトレーニングをするのとでは、
前者のほうが、より短時間で効果が出たりする。
もちろん、後者も効果はゼロじゃない。
ただ、かかる時間と負担が重くなる。
<何に向けるか>
取り組みたい!って願うことでも、
自分に向いていることと、そうでないこととがあったりする。
どんなことであっても、
努力すればなんらかの結果は出るが、
自分に向いていることなら、効果はより早く出る。
向いていないことであれば、
時間の割に成果が出にくいことを覚悟の上でなくてはならない。
<成功したいなら>
成功と呼べる結果を導こうとすれば、
同じように取り組んでいる人がいるのなら、
競争相手を上回る必要がある。
ただひたすらに取り組むことがいけないとは言わないが、
心から実現したいことなのか?
自分に向いていることなのか?
そのやり方は効果的なのか?
そして、十分な量の努力ができているのか?
考えてみる価値はある。
これが正解、という答えがあるわけではないけれど、
ベストを尽くしておく価値がある。
<成功までの時間>
いつ成功するかわからないから、
苦しい努力だと、成功をあと一歩、目前にしていても
あきらめてしまったりする。
もう無理って思ってしまえば、達成できなくなる。
あきらめずに努力すれば成功には至らなくとも何らかの成果は出る。
成果の出方で、現状の努力が望ましい方向かを
ある程度知ることができる。
成功はトップになれば得やすくなるという相対的な要素もある。
また、自分の成長段階によって、やり方を変える必要があるかもしれない。
先の4つの質問に答え続けることが
成功の助けになりそうだ。