気づきの伝道師 藤井一規です。
自分の人生、あなたは満喫しているだろうか?
戦争の時代に生まれたサルトル、
自由を奪われ、束縛されていたかもしれない。
それでも、今こそが自分の時代と言っています。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16312/
この記事の目次
「もっといい時代はあるかも知れないが、これはわれわれの時代なのだ。われわれはこの戦争、おそらくはこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである」
by ジャン=ポール・サルトル (仏の哲学者、小説家、劇作家)
どんなにうらやましく思える時代があったとしても、
自分が生きられるのは、今、ここだけ。
懸命に生きることを意識しておきたい。
もうしばらく掘り下げていく。
<理想>
戦争の時代よりも、平和の時代に生まれたかった。
もし私が、戦争の時代に生まれたら、そんなことを言ったかもしれない。
世界は、変化し続けていく。
同じことが繰り返し起きているようでも、
実は違っている。
戦争となれば、命の危機に直面することもあっただろう。
こんな時代でなければよかったのに。。。
そう考えてしまうのも無理はない。
<大切なものは不遇だからわかる>
しかし、平和の本当の大切さがわかるのは、
戦争が身近にあったからかもしれない。
自由であったり、平和であったり。
何が大切なのか、身に染みてわかるのは、
それを奪われた時代だからだ。
アメリカでは国民を広く健康保険でカバーしようとする
オバマケアの仕組みがまだあるが、
トランプ大統領は、経済的な側面から
廃止しようとしている。
アメリカでは、健康保険はお金持ちだけが加入できるような状態にある。
普段、健康保険の必要性を深く考えたことがない人も、
自分が病気やケガで、入院や手術、なんて体験をしたとき、
保険が無ければ、すぐに何百万円もの支払いになることを知る。
保険制度に加入できるか、できないかで、
もの凄い違いがあることに気が付く。
そう、人は不遇な体験によって
大切なものの存在に初めて気づいたりする
<今を生きる>
輪廻転生があるかどうかは定かではないけれども、
命を授かった今を生きていきたい。
幸せな時代であれば幸せを満喫できるし、
不遇な時代であっても、大切なものを大切なものとして扱い、
幸せを見つけながら生きていくことができる。
世界が荒れていても、穏やかであっても
今をしっかりと生きることを大事にしていきたい。
今は、私たちの時代なのだ。