気づきの伝道師 藤井一規です。
事業などで成功したとき、
いつまでも全く同じことをしていれば良いか
というと、どうもそういうわけにはいかないようです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16369/
この記事の目次
「持続的な成功を求める者はだれであれ、時代に合わせて行動を変えなければならない」
by ニッコロ・マキャヴェッリ(イタリアの政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官)
一旦うまくいくと、同じことを続けることが
成功し続けることにつながると考えがち。
しかし、持続させるためには、同じ状態にとどまっていては
時代に取り残されてしまったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<成功体験>
成功体験をすると、それが黄金のパターンのように思えるもの。
実際、当面の間は同じことを同じようにしていれば
成功を享受できることが多い。
だから、そのままいつまでも続けていようとしがちなもの。
確かに、成功の体験は素敵なものだし、
その経験を有難く思うことは素晴らしい。
しかし、世の中はいつまでも同じではない。
社会も世間も変化をし続けている。
宇宙のすべてのものが変転流転していっている。
<流行>
最もわかりやすいのはファッションなどの流行かもしれない。
ずっと同じ色や、同じデザインが売れ続ける、
というわけにはいかない。
新しい流行色、新しい流行スタイルを生み出したほうが
売り上げは上がっていくし、
身につける側も飽きずにいられたりする。
たまたま流行に乗って成功したからといって、
そのまま同じものが売れ続けるってことは考えにくい。
<変化は世の常>
流行は、比較的急速に変わりやすいものだけれど、
もっとゆっくりだが変化していくものもある。
最近、公衆電話をすっかり見かける機会が減ってしまった。
もはや大多数の手元に携帯電話があるという時代になり、
その携帯電話も、スマートフォンが主流となっている。
公衆電話は、非常時のためという目的で再び注目されているけれど、
テレホンカードなんて見たことがないって人も多くなっている。
テレホンカードを作っていた会社は、
別のモノを作らざるを得ない。
さらにはロボット化、AI化がどんどん進み、
これから人によって行われてきた作業が
どんどん取って代わられる時代がやってきそうだ。
<先を見据えて変化する>
今までは同じ業界のライバル会社に勝つことが、
会社の成長や生き残り策として重要視されてきたけれど、
別業界からだったり、新たな形で市場が奪われてしまうことも
珍しくなくなった。
今までと同じままでいいと、安穏としていては、
成功を保つことは難しい。
世の中で、どんな変化が起きつつあるか、
どんな発展の可能性があるのかアンテナを高くし、
世の中の半歩先を進めるような変化をしていく必要があるようだ。