気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも壁にぶつかることはあるもの。
成長するときは一気に伸びるが、
次第に落ち着き、なかなか上達しない状態になってしまうもの。
どのようにしていけばよいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16475/
この記事の目次
「どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない」
by シモーヌ・ド・ボーヴォワール(フランスの哲学者、作家、政治活動家、フェミニスト)
知り得た情報を活用しても、壁を乗り越えるには至らなかったとき、
何もしなかければ、何も起きなかったりする。
今までと同じやり方で迫っても、
変化は起きにくかったりする。
乗り越えるためには、創意工夫が必要になったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<意地を張る>
自分に自信があったり、これが最善だと思い込みがあるとき、
同じやり方で通そうとしてしまいがち。
自ら変えてしまうのは、
なんだか負けを認めるかのようで、
嫌だ、という人もいたりする。
壁を乗り越えることが目的のはずなのに、
どう乗り越えるかのほうに、意識が向かったりする。
自分の実力で壁を乗り越えていきたいのだが、
自分の正しさを示そうとして、
自ら変わることをよしとしないことがある。
<不易流行>
不易流行という言葉がある。
本質的に大切なことは守りつつも、
常に新しいことを取り入れて、
変化・成長していく。
不易は、変わらないことを
流行は、変わることを大切にすることだ。
本当に守るべきもの以外は、
適切に変えていかなければ、
ただの頑固さ、頑迷さになってしまう。
伝統は大事なものだけれども、
時代に対応することができなければ、
過去の遺物となってしまう。
生物も、状況に対応して
進化できるかどうかで
生き残ることができるかどうかが決まってくる。
<変化を恐れるな>
相手を欺こうとするような変化は望ましいとは言えないけれど、
大事なことを守りつつ、
必要な変化を遂げることが
壁を乗り越えるためには必要。
いろいろなことを試し、
ときには思い切った冒険も必要になったりする。
変化をすることは、不安定な状態になることではあるけれど、
変化をしないことのリスクのほうが大きい。
宇宙全ては変化をしている。
その変化についていくことができなければ滅びてしまう。
自らを変化させることを恐れて
何もしないことを恐れるべきなのだ。