気づきの伝道師 藤井一規です。
挫折を味わうことは、嫌なものだけれども、
順風満帆なままでは経験できない、
今までとは違う世界を体験することでもある。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16552/
この記事の目次
「俺の人生は挫折の連続なんです。でもそこからはい上がろうとして、未知の世界を知ることもある」
by 本田圭祐(サッカー選手、サッカー指導者、サッカー経営者)
華やかな実績を積み上げている本田選手。
しかし、その道のりは決して平たんではなく、
むしろ苦難の連続だったと言っていい。
しかし、苦難を味わったからこそ得られたことが多いのだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<経歴>
本田圭佑は、ガンバ大阪のジュニアユースチームに所属していたが、
スピードやスタミナの点で劣るとされ、
ユースチームへの昇格は叶わないという挫折を味わう。
そして、石川県の星稜高校に進学する。
高校での活躍が認められ、プロ入りとなるが、
オファーがあれば、海外への挑戦を認めるという条項を盛り込んだそう。
名古屋グランパスと契約し、活躍。
オランダVVVフェンロに移籍する。
イタリアセリアAを夢見るも叶わず、
ロシアリーグ CSKAモスクワに移籍するが、
クラブの仲間からなかなか認められず、苦難の時期を送る。
しかし、それを乗り越えて活躍すると、
念願のACミランへ移籍。。。(後略)
必ずしも順風満帆ではなかった。
しかし、苦難を味わい、乗り越えようとする中で、
大きな成長をしたことも事実だ。
<苦難の経験>
スピードや持久力のなさから、選ばれなかった中学時代、
どうやって認められていくか、必死に努力していった。
やっと海外移籍が叶ったと思ったら、所属チームは2部に降格。
そのまま別の1部リーグの別のチームに移籍することもできず、2部で耐えることに。
しかし、2部リーグでしっかり活躍しMVPを獲得。
チームは1部リーグに復活する。
ロシアリーグでは、最初はまともに相手にされなかったという。
信頼され、ボールが回ってこなければ、
せっかくの技術も役には立たない。
いかにチームメイトに認められていくか。
日本である程度の活躍をするだけなら、
もっと楽ができたかもしれない。
しかし、苦難を味わったからこそ、
身についたことがある。
楽をしていたら、決して身につかなかったことが。
<苦難こそ、世界を広げる機会>
そう、挫折し、それを乗り越えようとするからこそ、
いままでの人生にはなかった世界を体験する機会を与えてくれる。
今までと同じでは、乗り越えることができない。
もっと新しい何かが必要になる。
挫折することは、悪いことばかりではない。
大きく成長するチャンスでもあるのだ。