気づきの伝道師 藤井一規です。
苦しみは味わいたくないものだけれど、
成長するときに苦しみはついて回るもの。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16932/
この記事の目次
「苦しみは成長から生まれる副産物。それだけで終わってしまうことはありません」
by アイリス・マードック(アイルランド出身の英国の哲学者・作家・詩人)
成長は変化を伴うことだ。
変化するということは、今までと同じではいられないということでもある。
もうしばらく、掘り下げていく。
<誰にもある苦しみ>
どんな人でも苦しむことってあるもの。
順風満帆に見える人にも、幸せだけではなく、
苦しみがあったりするもの。
苦しんでいるってことは、
何とかしたいって思いが、そこに存在しているってことでもある。
何とかしたいけれど、思うに任せないから苦しくなる。
あきらめてしまえば、苦しまずに済ませることも可能だ。
あきらめて本当にそれで良いのか?
が問われてくる。
<変化のあるところ苦しみあり>
例えば、肉体的な成長によって、それまでと同じではいられなくなったりする。
歌の世界では、男の子のボーイソプラノは、
成長して変声期を迎えると失われていってしまう。
アイススケートや、体操の選手なら、
身体の成長によって、それまでできていた技、回転やジャンプが
大変になっていったりする。
身体が成長した分、同じではいられなくなる。
同じところで勝負できなくなってしまうが、
別のところを伸ばしていく可能性がある。
世界は常に変化をしているが、
急激な変化が起きたとき、その変化についていくのは
なかなか大変なことだ。
<変化を越えて>
この世界は常に変化している。
自分自身もまた、変化をしつづけていく。
変化をどう受け入れて、どう役に立たせていくかが、
大きな違いを生み出していく。
変化が大きければ、大きいほど、
苦しみも大きい。
しかし、その苦しみを乗り越えたところに
未来が花開く。
<苦しみを越えて>
苦しみから逃れることもできるが、
苦しみを味わうことも後の人生のためになる。
誰しもが変化を体験する。
苦しみがあればあるほど、その想い出は深く刻まれていく。
そして、その体験は後の人生を歩むうえで、
また後進たちの役立つ体験となっていく。
苦しみは、変化・成長の証。
避けて回るよりは、糧となるようにしていきたい。