気づきの伝道師 藤井一規です。
もし今、地位や名誉、財産、仕事・・・などを得ているなら、
それを失うことを恐れてしまうかもしれない。
しかし、たとえすべてを失っても、
残るものがあります。
それは何なのか、しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「どうあろうと、明日という日がある」
by マーガレット・ミッチェル(米の小説家)
持っているものがあれば、
出来れば失いたくない、と思うもの。
しかし、すべてを失ったとしても、
明日という日は残されている。
今までよりも、すこし勇気が出せるかもしれない。
もうしばらく、掘り下げていく。
<失う恐怖>
私たちは、一度得たモノを失うことを恐れる。
特に変転があまりないものは余計に。
地位や権力、財産といったものは、
世の中の動き方ひとつで、大きく変転するものだけれど、
やはり失うのは残念でならない。
失った状態を想像することすら難しくなったりする。
<変われない理由>
そうすると、人はつい守りに入ろうとしたり、
他人の物を奪って来ようと考えがち。
自分を変えたい!
成長したい!
そう願っている人は多いけれど、
なかなか実現できずにいたりする。
それは、変わりたいとは思いつつも、
現状を手放すことが惜しいからだったりする。
変わったり、成長するということは、
今のままではいられないってことだ。
<失っても残るもの>
変わりたい!って思いは、
本当の幸せをつかみたいから。
今のままでは得られないって気づいたから。
今のままを変える必要があるって気づいたから。
変わるためには、思い切って、
今あるものを手放す必要があったりする。
今の当たり前が無くなったら、全てを失くしてしまうような
気持ちがするかもしれないけれど、決してそんなことはない。
なにより一番大きいのは、明日があるってことだ。
<思い切って一歩を>
人は失うことことを恐れるが、
実際に手放してみると、却ってすっきりすることもある。
断捨離と呼ばれるものも、
これまでは手元に置いておきかったものを
見直すもののひとつだ。
あれほど重要だと思っていたもの、
失いたくないと思っていたものも、
実は自分の思い込みだったりすることが多いもの。
自分の求める幸せを得るために、
本当に必要なものなのかどうか、
考え直してみる価値はきっとある。
そして、思い出したい。
どうあろうと、明日という日はあるのだから。
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