気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも不安に思うことはあるものです。
不安に取りつかれてしまうと、頭も身体も、
思うようにいかなくなってしまったりします。
どのようにしていけばよいか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/16958/
この記事の目次
「今すべきことは、怒りのホウキをつかんで、不安という猛獣を追い払うこと」
by ゾラ・ニール・ハーストン(米の民俗学者、小説家、エッセイスト)
この言葉のようにすれば良いかどうかはともかく、
不安で苦しむことは避けてきたいもの。
不安を解消することについて
もうしばらく、掘り下げていく。
<不安>
不安は、今はまだ現実にはなっていないが、
そのうち恐ろしい事態になったり、
大変な状況になることを想像してしまうことから起きてくる。
深層で何かをきっかけに起きる場合もあり、
具体的にイメージが湧かない、漠然とした不安のようなものもある。
不安なった時点では、明確な対象がない恐れの感情といわれる。
主に自律神経、とくに交感神経のはたらきによるとされている。
なので、副交感神経を優位にしていけば、
不安は解消していく可能性が高い。
また、意識を別のところにむけていくことでも効果がある。
<不安への対処1>
自分が楽しいと思えることに取り組むことは有効だ。
人はある瞬間は一つの状態にしかいられない。
怒りながら喜ぶことはできない。
まずは姿勢を変えてみるのは効果が高い。
不安になるとき、人は背中を丸めて下を向いてしまいがち。
すると、胸が圧迫され、苦しい感覚を増幅してしまう。
少し上を向くくらいにして、
新鮮な空気をとり込めるようにしていくだけでも違いがある。
新鮮な空気を取り入れて、酸素をたくさん取り込むと元気が湧きやすくなる。
さらに、姿勢を変えたうえで、深呼吸してみる。
深呼吸で、さらなる酸素が入ってくる。
好きな香りをかぐのも効果がある。
香りは脳に直接的に働きかけるチカラがある。
好きな香りは、意識を変える手助けになる。
香りをかごうとすれば、深呼吸することにもなる。
<不安への対処2>
また、好きなことに取り組むことも効果的。
スポーツや運動をすることで、
不安な状態を楽しいものに変えていくことができる。
好きな音楽を聴く、歌うのもいい。
また、不安を楽しんでしまう可能性もある。
不安にならないようにしようとすればするほど、
不安を意識することになる。
不安になっていること、不安で現れている症状を歓迎し、楽しむ可能性がある。
おお! 手が震えてきたぞ~。 どこまで震えるんだろう、楽しみ!
わくわくして楽しんでいると、不安ではいられなくなっていく。
<不安は生きたい証拠>
不安になることは、成功させたいことがあったり、
生き残っていきたいという意志があるからこそ、現れてくるもの。
不安が無ければ、危険があることを避けようとできなくなっていく。
命を失う可能性が高くなるってことだ。
不安を忌み嫌うというよりは、うまく付き合っていけるようになりたい。