気づきの伝道師 藤井一規です。
人のことを批判したり、非難する人がいます。
しかし、その当人がもっとひどかったりなんてことがあったりしますし、
非難する前に考えておきたいことがあります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17221/
この記事の目次
「指をさして人を非難する前に、君のその手がよごれていないか確かめてくれ」
by ボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエミュージシャン)
人のことを批判はするが、自分には全く甘いってことがよくある。
人のことを言う前に、考えたほうが良いことがある。
もうしばらく掘り下げていく。
<誰かのせい>
何か、思わしくないことが起きたとき、
つい、まず自分には責任がない、というスタンスをとりがちなもの。
たとえ、自分にも問題があっても、誰かが一番悪いことにして、
自分を安全な場所においておけば、楽な状態でいられる。
だから、非難の矛先が、誰かに向けられたとき、
これ幸いと周りと一緒になって責めてしまったりする。
しかし、自分の手も汚れていることに気づかないままだとしたら、
自分も問題を抱えたままになる。
他人のことを言う前に、自分の手が汚れていないか、
自分に問いかけてみる必要がある。
人を指さして避難しているとき、目立たないが、3本の指は、
自分自身に向いていることに気づく必要があるのだ。
<自分に責任があるとしたら>
自分には問題はなく、自分の責任ではない。
そう思うこともあることだろう。
しかし、だからといって、ただ人を非難するだけでよいのだろうか?
自分の責任ではないことを主張することと、
問題を他人に背負わせることができるという点ではメリットがある。
ところが、他人のせいだけにしてしまうことには、
より深く気づく可能性を放棄してしまうという、
大きな欠点がある。
より深く気づいていくためには、ここで、
「もし、自分に責任があるとしたら、何ができるのだろう?」
と問いかけてみる。
例えば、自分たちのチーム内で問題が起きたのなら、
問題を起こした人のせいだけにすればよい、というものではない。
チームとして、どうしていればよかったのか?
チームとして、これからどうしていけば良いのだろう?
という視点が抜け落ちてしまうからだ。
<より良き人生のために>
もちろん、起きたことの責任をひとりで背負えばよい、というものではない。
しかし、「もし、自分に責任があるとしたら、何ができるのだろう?」
と問いかけることは、
自分個人のことだけでなく、
自分が関係する周りの人々のことを大切にし、
より素晴らしい関係を作り出していくことに
きっと役に立つ。