気づきの伝道師 藤井一規です。
どんな人でもスランプに陥ることがあります。
そんなとき、どのようにしたら立ち直りやすくなるのでしょうか?
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/17270/
この記事の目次
「打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです」
by イチロー(米大リーグ野球選手)
先日引退を発表されたイチロー選手。
彼と言えどもスランプに陥った時期があった。
どのように立ち直っていったのか、
もうしばらく掘り下げていく。
<スランプ>
誰しも順調な時期ばかりではない。
ときには、すること、なすことが、うまくいかないような時期もあるもの。
そんなとき、どのようにして調子を取り戻せばよいだろう?
うまく回らなくなってしまっているときは、
焦る気持ちがあっても、一旦意識を切り離すことが有効。
何とか取り戻そうとして、焦っているときは、
重要なことを見失っていがち。
焦れば焦るほど、闇雲に何とかしようとして
却って事態を悪化させてしまいがちなもの。
しばらく意識を別のことに切り替えることで、
冷静になることができやすくなる。
<悩んでいるときも>
私たちが悩みに囚われているときも、
似たような状況になっている。
あれこれ考えは巡らせるが、
どんどん悪いほうに考えてしまったり、
同じところをぐるぐる巡ってしまったりする。
あれこれとしてみるものの、
本当に手をつけるべきところに気づかなかったりする。
気分を転換したり、思い切ってしばらく離れてみるほうが、
大切なことに気づいたりする。
<冷静になる>
いつも目の前にあって、四六時中そのことばかりを考えている状態は、
順調なときは良いように思える。
しかし、冷静に立場から、よく考えてみる必要があったりする。
近視眼的に眺め、取り組んでいると、
大切なことを見落としていても気づかなかったりする。
ケガなどでしばらく競技を離れることになった一流選手の多くが、
トップに立つための苦しく、厳しいトレーニングに明け暮れていたが、
離れてみると、いかにその競技が好きだったかを思い出した。
と語っている。
熱くなることも大切だけれど、
熱くなりすぎて、肝心なことを見失ってしまうこともある。
スランプや不調に陥ったりしたときは、
冷静になる機会がやってきたと捉えてみてもいい。