気づきの伝道師 藤井一規です。
この先、どうなるのだろう?
そんな心配をする人は多いものです。
確かに未来を予測することは難しいかもしれません。
私たちには何ができるのでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17284/
この記事の目次
「『どうするか』を考えない人に、『どうなるか』は見えない」
by 野村克也(元プロ野球選手、監督、野球評論家)
どうするかを考えたら、どうなるかがわかるってこと?
本当だろうか?
もうしばらく掘り下げていく。
<どうなるか?>
正直なところ、未来がどうなるかは、
誰にもわからないと言っていい。
未来は様々な可能性を確率的に持った状態にある。
ただ、より起こる確率の高い状態と、
起こる確率の低い状態とがある。
そして、今のままでは起こる確率は低いが、その確率をより高める方法はないのだろうか?
もし、何もしないままでいれば、確率的に起きることを待つだけになる
と考えられる。
しかし、自分の望む状態が、より起こる確率が高くなるとすれば、
そのために、自分が何かをすることだ。
<どうなることを望む?>
まず、自分がどういう状態を望んでいるのかを
明確にしておいたほうがいい。
なんとなくだったり、あいまいなままでは、
自分の気持ちも定まらないままになってしまう。
第一に、自分が何を望んでいるのかを明確にする必要がある。
もし明確になったのなら、具体的な場面を想像していきたい。
<どうする?>
次にすることは、それが実現する確率を上げるために
自分には何ができるのだろう?と考えることだ。
誰かが行動を起こし、変化を起こすことで、
なんらかの変動が起きる。
例えば、何かを探しているとき、
黙っていたとしたら、他の人が気づく可能性はかなり低いまま。
しかし、「こんなものを探しています」と周囲に知らせておけば、
誰かが協力してくれるかもしれない。
見つかる確率は格段に高くなる。
行動を起こすことは、起きる未来の確率に影響を及ぼすのだ。
<未来はある程度予測可能になっていく>
どうするかを考え、実践すれば、
何らかの変化が起きる。
それが望む状況を起こりやすくするかどうかを、考える時間を持っておきたい。
確率を高めないようなら、別のアクションをとっていく。
そして次第に起きる確率は高まり、実際に起きていったりする。
「どうするか?」を考え、実践することは、
「どうなるか」に近づくことができるってことだ。