気づきの伝道師 藤井一規です。
どれほど素晴らしいことであっても、
繰り返しているうちに、次第にだらけてきてしまいがちです。
どのようにしていけば良いのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17302/
この記事の目次
「全て形式に流れると精神が乏しくなる。何でも日々新たにという心がけが大事である」
by 渋沢栄一(日本の武士、官僚、実業家、日本資本主義の父)
人には慣れるというチカラがある。
これは、良い効果をもたらすこともあるが、ただ形式的にやればよい。
に、なってしまう可能性もある。
もうしばらく掘り下げていく。
<形式>
形には、重要な意味がある。
何かを始めるときに、形から入るという人も多い。
らしい衣装を身にまとうだけでも、らしい気持ちになりやすい。
身体も、どんな形にするかによって、
骨、筋肉、筋膜、・・・といった物理的な変化があるだけでなく、
心、気持ちにも影響がある。
胸を張っていると、背中を丸くしているときよりも、
自信が持てるような感じがする。
下を向いているときよりも、上を向いているときのほうが
明るい気持ちになれたりする。
<慣れ>
人には、「慣れる」というチカラがある。
物事に習熟していくときに、このチカラは大変有効に働く。
最初は、戸惑いがちだったことも、慣れることによって、
スムーズにできるようになっていったりする。
いちいち考えずにできるようになると、
最初には気づくことができなかったことに、
気づく余裕が生まれてくる。
それが新たな段階の学びになっていく。
しかし、初めのころは気を付けて、きっちりやっていたことが、
ともすれば手抜きになってしまったりすることがある。
心を込めて丁寧にやっていたことが、
形ばかりの動作になってしまうことがある。
<日々新た>
形式に習熟していくことは大切なことだけれど、
何を大切にしていくか、どんな思いを込めてしていくか、を
忘れないようにしたい。
初心忘るべからず、とよく言われるけれど、
うれしかったり、楽しかったりした気持ちを
一生懸命だったり、込めてきた思いを
いつまでも保ち続けるようにしたい。
形式や順番などには慣れていったとしても、
きっちりするところはきっちりと、
思いを込めるところはしっかりと、
日々新たな気持ちをもって取り組むようにしていきたいもの。