気づきの伝道師 藤井一規です。
誰にも怖いものってあったりします。
普段は意識していなくても、人間の力を超える存在もあります。
怖いものにどのように対処していけば良いのか
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17448/
この記事の目次
「怖いものがあっても、それ自体にわたしたちを支配する力はないわ。それを怖がる自分の気持ちに支配されてしまうの。真実を見つめれば、きっと不安から解放されるわ」
by オプラ・ウィンフリー(米のテレビ番組の司会者、女優、慈善家)
怖いものがあっても、
そのものには自分を支配するチカラはないという。
もうしばらく掘り下げていく。
<怖いもの>
あなたには、どんな怖いものがある?
いろいろ思い浮かぶ人もいる。
なかには、怖いものなんてない。という人もいる。
そういう人でも、自分の大切な人や、大切なものを
脅かすものがあるとしたら、
それを怖いとか、忌むべき存在として考える可能性がある。
そして、その怖さは、悪い想像が膨らめば膨らむほど強くなっていく。
<怖がらせているもの>
しかし、考えてみるとその「怖いもの」は、
あなたを意図的に怖がらせようとしているのだろうか?
高所恐怖症だという人は、
高い場所が怖いってことだけれど、
高い場所があなたを怖がらせようとしているわけではない。
人前で話すことが怖いって人は多いけれど、
人前で話すことが、あなたを怖がらせようとしているわけではない。
あなた自身が、それが「怖いもの」だと思うこと、
感じることによって起きていることではないだろうか。
<あなたを支配するもの>
あなたの「怖い」という気持ちは、
あなた自身が生み出しているものであって、
「怖い対象」が生み出しているわけではない。
高い場所も、人前で話すことも、
その事実だけ捉えたら、怖いことではない。
あなたが持つ「怖い」という感情が、
あなた自身を支配してしまうから怖いのだ。
<事実と捉え方の分離>
私たちは、そこにある事実と、その事実に基づいて起きる感情を
一体化して捉えてしまいがち。
これは、「怖い」という場合だけではない。
様々な課題は、事実と感情とが
一体化することによって起きたりすることが多い。
事実と感情とを切り離して、
冷静に事実だけを捉えてみたとき、
一体化して捉えていたときとは、別の捉え方ができることに気がつく。
怖いという不安から逃れるためにはとても有効な手段となる。