気づきの伝道師 藤井一規です。
人との距離感を縮めるためには、
自分の弱点をさらけ出すことは有効だったりします。
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/17536/
この記事の目次
「自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない」
by 夏目漱石(作家)
自己開示されると、より親しくなったという感覚を持つことができる。
そして、された側も心を開いていこうとする傾向がある。
誰にも自分が知っている恥ずかしい面を持っていたりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<弱点>
誰にも自分が弱点だと思っていることがあるし、
失敗したと思っていることがある。
雲の上のように思える人にも、
そんな面があるもの。
しかし、そういう面を表に出すかどうかは、
自分で決めることができる。
表に出すことに抵抗がある人もいるし、
自分に対するイメージを保つために、意図的に出さないようにする人もいる。
しかし、効果的に自己開示できると、開示したメリットがある。
<自己開示>
自己開示できるということは、
開示したことについて、ある程度、自分なりに受け入れられていることを示す。
解決できていなくても。起きていることを受け止められている。
苦労した、あるいは苦労しているという事実を知ると、
自分とはつながりがないと感じられた人であっても
身近に感じることができる。
身近に感じられる人と、
縁のない人だと感じている人とでは、
身近な人のために何かしようという気持ちが起きてくるもの。
<自己顕示と開示>
人はどちらかというと、知らず知らずのうちに
自分の自慢になることを話してしまいがち。
自分をよりよく受け取ってもらいたいと、
美しい面、できている面を話しているほうが、快適に感じがち。
自己顕示のほうがしやすいものだったりする。
ときには弱点を開示しているように見せて、
それを乗り越えた自分を強調してしまったりする。
素直な自分を自然に表現することができると、
楽になることができる。
無理して肩肘を張る必要がなくなる。
<適度な距離感>
そうは言っても、誰とでも近しくなればいい、というものでは無かったりする。
適度な距離感を持つことも必要。
自己開示すr能力を持ち、相手や環境によって、
距離感をうまくコントロールすることができるようになると、
円滑な生活を送ることができそうだ。