気づきの伝道師 藤井一規です。
才能は、生まれながらのものがあります。
だから、才能で負けてしまうことはやむを得ないかもしれません。
しかし、才能だけでは勝負は決まらなかったりします。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「才能で負けるのはまだ言い訳が立つ、しかし誠実さや、勉強、熱心、精神力で負けるのは人間として恥のように思う。他では負けても、せめて誠実さと、精神力では負けたくないと思う」
by 武者小路実篤(小説家、詩人、劇作家、画家)
生まれ持った才能には差があるかもしれない。
しかし、才能があるからとうぬぼれてしまったとしたら、
成長していくことはできない。
もうしばらく掘り下げていく。
<才能>
楽々と才能を発揮して活躍している人をみて、
羨ましいと思うことはあるかもしれない。
どう考えても、持って生まれたモノに差があるなって感じることもある。
しかし、他人を羨んでも得られるものは少ない。
できることは、才能の差を埋める努力だ。
才能があるからと努力を怠れば、
いつの間にか努力を積み重ねてきた人に追い抜かれてしまう。
才能だけでできてしまうことと、
才能だけでは出来ないことがあるからだ。
<才能以外>
才能があるからといって、
誠実さに欠け、横柄な態度をとってしまっているとしたら、
そんな人を好ましく受け止めてくれる人は少ないだろう。
才能があるからといって、取り組んでいるものを
軽ろんじてしまっている人と、
熱心に取り組む人とがいたら、
熱心に取り組む人を支援したいと考えるのが人情というもの。
それに熱心に勉強したり、熱心に努力することなしには、
得られないものがある。
<できること>
誠実さや、勉強、熱心さ、精神力は
才能があろうがなかろうが発揮できること。
そして、成長の上ではどんな人にも必要なもの。
出発点に差があったとしても、
なんらかの成長なしには得られないものがある。
その成長を支えるものを身につけていく上では、
ひょっとしたら才能に不足があると思っている人のほうが
有利だと言えるかもしれない。
<人として>
人それぞれの才能があるけれど、
せめて誠実さと精神力では負けたくないというきょうの言葉、
心に留めておきたい。