気づきの伝道師 藤井一規です。
どんな人生を送りたいですか?
もし、幸せな期間、全員同じ長さしかないのだとしたら、
あなたはどの時期を選びますか?
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/17632/
この記事の目次
「幸せな子供時代を送った人は、もっとも幸運な人だといえます」
by アガサ・クリスティ(英の推理作家)
人生を生まれてから死ぬまでを
4つの節に分けてとらえる考え方がある。
それぞれの説で、一つの節の長さや名前は違っているけれど、
生まれ、成長し、活躍し、老いを迎えていくというものだ。
アガサ・クリスティは子供時代こそ、最も大切だという。
それはどうしてなのだろう?
もうしばらく掘り下げていく。
<終わり良ければすべて良し?>
人生を終えていくとき、幸せだっとと思えたら、
それでよいのでは?
という考え方もある。
いや、生まれてきて、何かをこの世に残すことのほうが大事だ。
と言う人もいるだろう。
また、波乱万丈の青春時代こそが最高なんだ。
と言う人もいるはず。
では、子ども時代が幸せだということには、
どういう影響があるのだろう?
<未熟な誕生>
この世に生まれ出てきたとき、私たちは不完全な状態だ。
歩くことはもちろん、立つことも、いや寝返りを打つことさえできない。
自分にできることは、泣くことだけだったりする。
もし、周りにいる人たちから、お世話をしてもらえなければ、
生きていくことはできない。
このときは、ひたすら受け取るばかりの期間だ。
<子供時代の不幸は>
もしこの期間に、必要な愛情を受け取ることができないとしたら、
周りの人たちに心を許すことに抵抗が生まれてくる。
成長していってからも、裏切られるのではないか、
冷たくされるのではないかと、
心のどこかで心配を重ねてしまったりする。
そう、子ども時代に充分愛情をうけとれないときは、
その後の人生においても、
愛に欠けてしまうという説が有力だったりする。
<幸せになる>
必ずしもそうではないかもしれないが、
できる限り子供たちには、
愛情を受け取れるようにしていきたい。
人を信頼する心も、愛情とともに培われていきやすいのは確かだ。
もしかして、子ども時代に充分な愛を受け取れなかった人もいるかもしれない。
それでも、今この瞬間から先の人生において、できることはきっとある。
考えていきたい。