気づきの伝道師 藤井一規です。
男と女には、やはり違いがあるようです。
男は火星人、女は金星人、と言っている本もあります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17668/
「女とゾウは、忘れない生き物なのよ」
by ドロシー・パーカー(米の短編作家、評論家、詩人、風刺家)
女性は男性と比べると、はるかに過去の出来事を覚えている傾向がある。
これは、記憶力そのものの差と言うよりは、
記憶の仕方に特徴があるかもしれない。
ひょっとすると、多くのことを記憶するためにも
役に立つかもしれない。
もうしばらく掘り下げていく。
<驚く記憶力>
女性からすると不思議だと言われるのが、
男性が記念日を覚えていないことだったりする。
男性からすると、どうしてそんなに覚えていられるのか不思議なのだが、
覚えておこうと思ったはずのことだったりするので
「今日は何の日だかわかる?」
と聞かれるのは、ちょっと恐ろしかったりする。
また、ちょっとした喧嘩になったとき、
「あなたっていつもそうなんだから!」
と、「いつも」ってわけではないのだが、
過去に起きた同様のことだったり、
そこから関連して思い出されてくるあれや、これやを次々と並べ立てられて困惑する。。。
そんな経験やそんな場面に出会うことがある。
どうも、女性と男性とでは記憶のしかたが違っているようだ。
<脳の違い>
女性は出来事と感情とを結びつけておくことが得意だ。
脳は、生きていくうえで重要な記憶は残そうとし、
不要なものは忘れ去っていこうとする。
たとえば記念日を覚えようとするとき、
男性は単純に、日付と、だれそれの誕生日という情報を脳に残そうとするが、
女性は出来事に感情を強く結びつけて脳に残していく。
強い感情の発生は、その人にとって意味があることを示しており、
どちらのほうがより記憶に残りやすいかは明らかだ。
また似た感情に結びついたことは、連想しやすく、
次々に思い出されたりする。
男性は、どちらかというと感情より、
順序であったり、論理であったりのほうを重視しがちで、
人生にとってという意味では弱いし、
記憶を引っ張り出すのにも時間がかかりがち。
女性に責められるもとになったりする。
<うまく活用を>
男性はつい理屈だったり、論理だったり、解決を求めるが
女性はより感情を大切にする傾向がある。
感情を共有したり、受け留めてもらったりすることを求めていたりする。
このことを知って、
そこにある感情にもっと注目してもいいかもしれない。
そうすると、より望ましい男女関係になっていけるかもしれない。
記憶力をアップするにも、覚えるのは単に情報だけにするよりは、
ちょっとした感情を伴う、印象に残りやすい付加情報があったほうがいい。
実践していく価値はありそうだ。