気づきの伝道師 藤井一規です。
成功したい。と多くの人が思っているかもしれません。
しかし、成功したがゆえに、却ってダメになってしまったというケースがあります。
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/17700/
この記事の目次
「成功が多くの人をだめにした」
by ベンジャミン・フランクリン(米の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者)
成功したい人にとって、成功は最も望ましいことのように
思えるかもしれない。
しかし、成功することによって、
却って不幸への道を進むことになってしまうことがある。
どういうことなのか、もうしばらく掘り下げていく。
<成功は幸せか?>
成功したい、成功者になりたいと願う人は多いかもしれない。
成功者になれる人は必ずしも多くはない。
幸運に恵まれたり、努力の結果が実ったりして、
成功をつかむことができた人は幸いだと考えることができる。
しかし、成功することが本当に幸せなのだろうか?
幸せになる成功を得ることこそ、より目指したいところ。
成功を成幸と書く人がいるのは、その意識の表れ。
<失敗が培うもの>
失敗を経験せずに、運良く成功し続けていると、
実力が伴わないままになってしまうことがある。
もちろん、初めから高い能力を発揮する人もいるかもしれない。
しかし、初めからうまくいき続けていると、
謙虚さを失ってしまうことのほうが多くなる。
成功から学ぶことも多いけれど、
失敗からのほうが身に染みた学びができる。
<成功したが故の不幸>
また、成功することによって、人が変わってしまうようなことがある。
成功を鼻にかけてしまう人もいるし、
自分は特別だと思いあがってしまう人もいる。
また、一度つかんだ成功から離れることができず、
次に進めなくなってしまう人もいる。
成功したがゆえに、不幸を招いしまうことがあるのだ。
何をもって成功したと言えるのか。
お金や資産といった経済的な面だけを意識していると、
幸せという視点を忘れてしまう可能性が高くなる。
<あなたの成功>
あなたが本当に手に入れたいものは何なのか?
一度じっくり考えてみたい。
一時的な成功を手に入れることは、
人生の途中経過として素晴らしいが、
それで終わりではないはず。
価値ある人生のために、本当に手に入れたいものを目指していきたい。