気づきの伝道師 藤井一規です。
口にする言葉の軽い人と、重い人とがいるものです。
そこには、どんな違いがあるのでしょうか?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「賢者は、話すべきことがあるから口を開く。愚者は、話さずにはいられなから口を開く」
by プラトン (古代ギリシアの哲学者)
私たちは、一言に大きな意味を見出すこともあるが、
長々と話していても、無駄だったということもあったりする。
同じような言葉を話していながら、
違いが生まれてきたりする。
どんな違いがあるのか、もうしばらく掘り下げていく。
<ただのおしゃべり>
特に意味がないおしゃべりだった。
そう思えるときって、どんなときだろう?
例えば、誰かのうわさ話を延々としているときかもしれない。
お互い誰かの愚痴を言いあったりするときかもしれない。
もちろん、自分の中にある思いを吐き出したい、聞いてもらいたい
という思いは満たされているので、
全く意味がないわけではないが、
別に解決を求めているわけでもなく、
ストレスのはけ口だったり、
時間は過ぎ去っていくが
言葉そのものの意味は、それほど重くはなかったりする。
<意味ある言葉>
何か自分から、「相手のために」伝えたいことがあるときの言葉には、
重みが加わっている。
その言葉にはメッセージや、思いが込められている。
これは伝えるべきだ、と考えているときの言葉は、
単に自分のストレス発散の言葉とは違った意味がある。
こうした口の開き方もしていきたい。
ただ時間を無駄につぶした、と思うか、
意味のある時間だったと思うかを決めるのは、
どんな思いで言葉を発していくかだ。
<伝わる言葉>
もちろん、その意図が、あなたの思いが
相手に伝わるかどうか、というもう一つの課題がある。
せっかくの思いは伝わってほしいものだが、
相手が心を閉ざしていたら、
せっかくの言葉も台無しになってしまうことがある。
言葉を受け取るための聞き手の準備が必要なこともある。
言葉が響くタイミングもあったりする。
ただ、あなたが抱いている、相手を大切に思っていること、
伝えるべきだと思っていることを
言葉に載せていくことができるようにしていきたい。
ただしゃべりたいから口を開くのとは大きな違いがそこにはある。