気づきの伝道師 藤井一規です。
計画を立てたら、成功させたいものだけれど、
なかなかうまくいかなかったりします。
どうして失敗に終わってしまうでしょうか?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「われわれの計画というのは、目標が定かでないから失敗に終わるのだ。どの港へ向かうのかを知らぬものにとっては、いかなる風も順風たり得ない」
by ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ時代の政治家、哲学者、詩人)
何かを実現しようと計画を立てるとき、
実現しようとするものは明確になっているような気持ちになるものだけれど、
意外にそうではなかったりする。
誰かと一緒に進めているうちに、お互いの考えに大きなギャップがあることに気づいたり、
自分一人でしていることでも、何を目指してるのかぼんやりしていたり、
考えていなかった分岐点があり、
それらを結論付けずにいることで、方向が定まらなくなったりする。
何かを達成することについて
もうしばらく掘り下げていく。
<目標が定まらない>
あなたか明確な目標を持って生きているだろうか?
もちろん!という人もいるけれど、
それが決まらないから困っている、という人も多いもの。
目指すところがないままでいることは、
日々の雑事に追われて、ただそれをこなしているだけになりかねない。
どこかにたどり着くことなく、
ウロウロしたままになってしまっている。
どんな風が吹いていてもそれが自分のためになる順風なのか、
逆風なのかもわからない。
<定まらない理由>
目標を定められない理由は何だろう?
それが自分にあっているか?
自分らしいのか?
幸せになれるのか?
わからないからだと多くの人は言う。
しかし、やってみないうちに、
どうして自分にあっているのかがわかるのだろう?
自分らしいかって、取り組んでみないうちにわかるのだろうか?
何かひとつ、真剣にやってみてもいいのではないだろうか?
<港から港へ>
考えてみれば、どこか一つの港を目指して進んで、たどり着いたとする。
その後、その港にとどまってもいいけれど、
別の港を目指して進んでいってもかまわない。
もっと自分に合ったものに気づけるかもしれない。
どこかの港にたどり着いて、
そこで、その後をどうするかを考えてもいいのだ。
もちろん、どの港にもたどり着かないまま彷徨うという選択もある。
迷い満載な人生もまた人生。
どちらを選ぶかは、自分次第なのだ。
<目指す港を決めたなら>
もし、目指す港を定めたなら、そこを目指していけばいい。
そのために、何ができるのか考えて実行していけばいい。
もちろん、その途中でいろいろな迷いも生じてくるかもしれない。
遠くから見ていたら一つの港でも、近づいてみたら、
違いのある複数の港があることに気づくかもしれない。
そのときに、何を優先するのか、
明確にしておきたい。
明確でなかったら、明確にしていけばいい。
きっと目指す港にたどり着く計画は、達成することができる。