気づきの伝道師 藤井一規です。
普段どんなことを話題にしていますか?
いつの時代も、自分の自慢話か、誰かの悪口を言うのが
2大話題になっていると言われます。
今日は他人の悪口を言うことについて
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17795/
この記事の目次
「人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う」
by ヴォルテール(仏の哲学者、文学者、歴史家)
話題が先ほどの2大話題で占められているとすると、
まず、自分の自慢話を延々と話す。
そのネタが尽きてしまったとき、
残っているのは誰かの悪口、という流れ、ということになる。
そんなことはない!という方もたくさんいらっしゃるに違いないが、
多くの人の傾向としてはあるようだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<謙遜しているようでも>
どうにも人は、自分の話題を話すときには
自慢話になっているものらしい。
もちろん、謙遜して話をしている人もいるけれど、
それでもよくよく聞いてみると自慢になっていたりする。
謙遜できるってことも、
どこかでできている自分を感じているからできるのかもしれない。
人は誰しも、自分の存在を認められたい、
自分の価値を感じたい。と思っている。
自慢をしてしまったり、「いいね」を求めて
インタネットに発信するのもこうした理由がある。
<悪口>
では、悪口はどうだろう?
自分の存在を否定されたり、
価値を貶められてしまうことにつながる悪口を言われるのは
誰もが嫌いなもの。
会えば人の悪口ばかりを口にする人もいたりするが、
積極的に認めてもらいたい自分の話がなくなってしまったときに、いう人もいる。
まず、どちらかというと自分の話よりは優先度の低いことだと考えられる。
重要度は低い話であることが多く、
気にしすぎる必要が無かったりする。
<悪口の心理>
悪口を言う心理としては、
共通の敵を作って、仲間を作る。
自分を高めるのではなく、相手を貶めることで自分を優位にする。
自分の正しさを主張する。
ストレスの解消
。。。
などが考えられる。
ときには、その場の勢いや勘違いで、
真実ではないことや、誇張されていることも多く
すぐに真に受けないほうが、良かったりする。
重要度は低く、信ぴょう性もあまりない、と考えたほうがいいようだ。
<悪口の距離>
出来れば、悪口の多い環境からは距離をとっておきたい。
悪口を言われたからと悪口を言い返したりすることは、
その悪口を気にしていることを示しているようなもの。
却って悪口の嵐に巻き込まれてしまう。
中には、無視できないものもあるかもしれないけれど、
ほとんどは、悪口など気にしないで、
すべきことをしていれば良かったりする。
悪口とは関わらないで、自分らしく堂々としていたほうがいいようだ。