気づきの伝道師 藤井一規です。
人生において経験はとても大切なものです。
しかし、なんでもいいから経験するのもいいけれど、
単に経験するだけに終わっている人と、そうでない人がいたりします。
そこには、どんな違いがあるのでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
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この記事の目次
「経験を賢く生かすならば、何事も無駄ではない」
by オーギュスト・ロダン(仏の彫刻家)
経験は、活かしてこそ意味がある。
活かすことができれば、どんなに残念だったり悲しい経験も人生の役に立つ。
経験を活かしていくことについて
もうしばらく掘り下げていく。
<お茶の稽古>
実はお茶の稽古をするようになって何年かが過ぎました。
そうしていると、短期間にメキメキと上達していく人もいれば、
なかなか上達していかない人もいることに気が付く。
どこにその差があるだろうか?
記憶力の良さとか、呑み込みの速さという点は確かにある。
初めてのことでも器用にこなしていく人は確かにいる。
最初はどうにも不器用な感じの人もいる。
しかし、どうもそれだけではないようだ。
<経験とは何か>
一緒に稽古をしていても、器用さとは関係なく
学びの量と質とが、人によって全く違うことに気が付く。
ある人は、自分が習ったことがないお点前を
最初からほぼできてしまったりする。
それは、先輩たちがしていることを真剣に見て、
先生が言っていることを真剣に聞いていた方だった。
そう、自分がお稽古としてお点前をする番ではなくても、
充分稽古をすることができることに気づいている人がいる。
一方で、自分の番が終わってしまえば、今日は終了とばかりに、
他の人のお点前には全く無関心な人もいる。
先生や他の人たちとのたわいもない雑談に興じてしまっている人もいる。
同じ場所にいても、何に気づき、何を学び、何を発見するかは、
人によって全く違うのだ。
<経験を活かす>
どんな経験も役に立てることができる。
と多くの人が知っている。
辛く苦しい経験、悲しい経験も役に立てる可能性に
頭ではわかっている人も多い。
しかし、その経験から何を見出し、何を考え、どう活かしていくかは
その経験にどのように向き合うかによって全く違ってくる。
せっかく経験するのなら、その経験をどれだけ生かし尽くすかを
真剣に意識してみる価値がある。
他の誰かが経験しているときに、経験している当人よりも、
傍で見ているあなたのほうが多くを得ることができたりするのだから。
せっかくの人生、経験は賢く活かし、
豊かなものにしていきたい。
【経験を賢く生かすならば、何事も無駄ではない】
★経験を賢く活かすために、何を意識したいですか?★