気づきの伝道師 藤井一規です。
ジャズは即興で演奏されることがよくあります。
即興だからこそ生まれてくるものもあります。
考えてみれば、人生も決まりきったことの繰り返しではなく、
新しいことと出会い、未知のことに取り組むことになります。
名ジャズトランペッターの言葉から、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17942/
この記事の目次
「そこにあるものではなく、ないものをプレイするんだ。知っていることではなく、知らないことをやる。変化しなければいけない。それは呪いのようなものだ」
by マイルス・デイヴィス(米のジャズトランペット奏者)
人生はわかり切ったことの繰り返しではない。
どんなに頑張っても、全く同じではいられない。
未体験の、新たな海に漕ぎ出していくようなもの。
どのように取り組んでいけば良いか、
もうしばらく掘り下げていく。
<今を生きるとは>
私たちは昨日までに経験してきたことをもとに、
今日を生きる。
特別に新しいことでも起こらない限り、
私たちは毎日、毎日、繰り返しのような、
平凡な日々を送っているように思うことがあるかもしれない。
毎日学校に行ったり、会社に行ったり、
繰り返し同じような行動をしているのように
思えることもある。
しかし、同じように思えても、
今日は昨日とは違う。
あなたが、今朝歯を磨いたのと、昨日の朝、
歯を磨いたのとの違いを感じ取ることができるように、
どこかに違いがあるのだ。
今、この瞬間は、今までと同じではない。
今を生きるということは、新しい瞬間を生きているということだ。
<新しい瞬間>
新しい瞬間には、無限の可能性がある。
同じようなことをしてもいいのだけれど、
全く違うことをする可能性もある。
同じようなことをすれば、同じようなことが起きる可能性が高い。
それが心地よいかもしれない。
しかし、違うことをすれば、新しい体験をすることができる。
目の前に広がっている、無限の可能性のうち、
今までと似たことをすることを選ぶこともできれば、
新たな選択をすることもできる。
すべては自分で決められるのだ。
<仲間とのプレイ>
ジャズは、その場その場で感じたモノを表現したりする。
一緒にセッションする仲間と作りだした場の雰囲気に応じて、
即興で演奏することも多い。
その場で直観的に生み出される演奏は、想像を超えたモノを生み出すことがある。
決まりきった譜面を離れて、未知の可能性を体験できる。
人生においても、状況に応じて、一緒にいる仲間に応じて
行動していくことで、
全く未知の素晴らしい世界を体験する可能性がある。
今が素晴らしいからといって、今のままでいようとしても、
時間は過ぎ、全く同じではいられない。
そうであれば、新しい可能性を探求することを
もっと考えてもいいかもしれない。
【そこにあるものではなく、ないものをプレイするんだ。知っていることではなく、知らないことをやる。変化しなければいけない。それは呪いのようなものだ】
★どんな新しいものにチャレンジしますか?★