気づきの伝道師 藤井一規です。
恐れていることって何かありますか?
誰にでもなんらかの恐れているものがあるかもしれません。
しかし、恐れてしまったがために、
うまくいかなかったり得られなくなるものも多いはずです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/17953/
この記事の目次
「誰をも何事をも恐れない。それが人生の大切な教訓だ」
by フランク・シナトラ(米のアメリカのジャズ歌手、ポピュラー歌手)
人は恐れを抱くと、冷静に捉えることができなくなってしまうもの。
もちろん、危険を回避することは必要なことだけれど、
恐れることは、回避する能力にも制限を加えてしまったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<リスク回避と恐れ>
生き残っていくためには、リスクを回避することは大切なことだ。
特に命の危険があるような状況は、一刻も早く逃れたくなって当然だろう。
自分が傷ついたり、嫌な思いをするようなこともできれば避けたい。
しかし、リスクや危険に対して敏感になることと、
恐れを抱くのは別のことかもしれない。
恐れを抱いたとき、私たちは冷静さを失ってしまう。
怖いがゆえに、まともに相手を見ることもできなくなり、
相手の言葉も落ち着いて聞き取ることができなくなり、
相手に過剰に反応してしまったり、
身動きできなくなってしまったりする。
<相手を見極める>
もし、あなたが恐れている対象のことを
あなたがよく理解し、どんな存在で、何をしようとしているのかわかっていたら、
恐れる必要はない。
警戒することは大切だけれど、
恐れてしまうと、自分の五感、六感に蓋をして、
過剰に反応してしまったりする。
むしろ、自分の五感、六感を開いてフル活用したほうがいい。
そうしてみると、今まで恐れていたことは、
取るに足らないことだったりする。
例えば暗闇の中、ゴソゴソする音がしたら、
何がいるのか怖くなるかもしれない。
逃げ出したくなるかもしれない。
しかし、その正体がそれが生まれたばかりの子猫だと知れば、
逃げ出す必要もないし、
逃げ出せばかわいい子猫に出会うこともできなくなってしまう。
<恐れる前に>
私たちには、恐れを抱く前にすべきことがあると言えそうだ。
未知のことや、不安なことがあったりするとき、
正体を確かめる前に恐れてしまい、
せっかくの機会を逃してしまったりしている。
自分と違うものとの出会い、新しい経験は、
ものすごい宝物をもたらしてくれるかもしれないのだ。
自分の感覚を開き、正体を見極めながら進んでいきたい。
【誰をも何事をも恐れない。それが人生の大切な教訓だ】
★その恐れは、本当に妥当ですか?★