気づきの伝道師 藤井一規です。
社会も、環境も時間とともに変化していきます。
私たちの身体も時とともに変わっていくもの。
どのように対処していけばいいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18044/
「変革せよ。変革を迫られる前に」
by ジャック・ウェルチ(米の実業家)
何らかの形で私たちは変化していかなくてはならない。
その変化に対して、自ら進んで変化していくという方法もあるが、
変化を迫られてから変化していくという方法もある。
しかし、ジャック・ウェルチは自ら変わるべきだと言っている。
もう少し掘り下げていく。
<変化は自然>
昨日とは何も違いがないように思えても、
何らかの変化が起きている。
季節は春から夏、夏から秋、秋から冬とどんどん進んでいく。
そして、1年が過ぎて同じ季節がやってきたとき、
去年とは違った春が来ている。
同じ桜の木だって、一年が経って年輪が増えている。
どんどん成長している木もあるが、
衰えたり、虫食いや病気になってしまっている木もあったりする。
私たちの身体も、日々刻々と変化している。
経験だって、昨日と今日とに積み重ねたものには違いがあるのだ。
<変化に対応する>
あるとき絶好調で、最高の状態にあったとしても、
環境が変わり、身体も変わっているところで、
全く同じ考え方、意識で行動としているとしたら、
次第に周りとは合わなくなっていく。
しかし、変えるということは、未経験のことをすることになるのは確かだ。
不安に感じたり、失敗のリスクを抱えることになる。
ギャップが少ないうちは、従来通りのやり方でもなんとかなるかもしれない。
となれば、変化は後回しになりがち。
ところが差が大きくなれば、これまでは通用しなくなってしまう。
通用しなくなってから変えようとすると、
大きな変革に迫られることになる。
これまでと違うことをしようとすればするほど、
リスクを感じることになる。
<強制されるより、自主的に>
考えてみると、私たちはどうしようもなくなってから、
初めて行動を起こすことのほうが多いかもしれない。
しかし、どうしようもなくなってからだと、
心の余裕が更にない状態で、
リスクを抱えることになる。
それよりは、まだ余裕のあるうちに、
自らの意思で変革していったほうがいい。
問題が起きても、やり直すチャンスがたくさん残っているからだ。
どうしようもなくなる前に、
自ら変革をしていくこと、是非考えていきたい。