気づきの伝道師 藤井一規です。
自分のことって厳しくするのは大変で、
ついつい甘やかしてしまうものです。
しかし、自分に厳しくあろうとして、
必要以上に自分を痛めつけている人もいます。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「自分を愛する(甘やかす)ことは、最もよくないことである。修業ができないのも、ことが成就できないのも、過ちを改めることができないのも、自分の功績を誇って驕り高ぶるのも、みな自分を愛することから生ずることであり、決して自分を甘やかす心を持ってはならない」
by 西郷隆盛(武士、軍人、政治家)
西郷隆盛は、自分に厳しくあることを重要視していた。
たしかに、自分に甘いばかりでは、
成長できるはずのことも成長できないままになってしまうだろう。
かといって、厳しければ何でもよいか、というと違うかもしれない。
もう少し掘り下げていく。
<自分に厳しい人>
自分に厳しい人というと、なんだか格好良いように思える。
確固とした信念やルールを持っていて、
曲げずにいる姿は、信頼を得やすいかもしれない。
成功者の多くは、自分に厳しいともいわれている。
多くの人を上回る努力が必要なことならば、
自分に厳しくなれなければ難しいかもしれない。
自分に厳しくあることは成功者に近いように思える。
<目的は何か?>
しかし、人はときに目的と手段とを
はき違えてしまうことがある。
目的を達成するために自分に厳しくあるはずが、
自分に厳しくあることが目的にすり替わってしまったりする。
自分に厳しくあろうとして、
自分にダメ出しをし続け、
ダメな自分だけを感じ取ってしまっているとしたら、
考え直したほうがいいかもしれない。
手に入れたいもののほうが、大切だし、
なにより、それは自分の幸せのためなのだ。
<幸せのために>
出来た自分がいるのなら、頑張った自分がいるのなら
認めてあげたい。ほめてあげたい。
改善点は改善点として、
自分のやる気が増えるようにしていきたい。
取り組むことを決めたら、
わずかずつであっても習慣化するように、
一定のタイミングで始めるようにしていく。
習慣にしてしまうと、意外にどんなことでも
続けやすくなる。
やらなかったときに変な感覚になる。
できる自分を見つけながら、感じながら、
わくわくしていきたいもの。