気づきの伝道師 藤井一規です。
嫌われたくない。。。
きっと多くの人が一度は持ったことのあるこの感情と、
あなたはどう付き合っていますか?
しばらく考えていきます。
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18205/
この記事の目次
「嫌われたら、それ以上の力で好きになれ」
by 斎藤茂太(精神科医、随筆家)
嫌われたくない。。。
嫌われたくないがために、わたしたちは苦労することが多いもの。
いったいどうすればこの状況を乗り越えていけるのか?
斎藤茂太さんの言葉から、
もう少し掘り下げていく。
<嫌われたくない!>
嫌われたくない!
この気持ちに囚われている人は多い。
自分自身、「嫌われたくない」一心で生きてきたかもしれない。
「嫌われるかもしれない」と思えば、
言いたいことを我慢し、周りの人たちの様子を伺ってオドオドし。。。
本音を出さなくして、嫌われないようにしていると、
本音を出さないことが逆に嫌われる原因になったりする。。。
八方塞がりのような気持ちになってしまったりする。
これではとても楽しいとは言えない。
<よりどころのない自分>
嫌われまいとするとき、
他人の心の中を探り出そうとする。
この人は、自分のことをどう思っているのだろう?
あの人はどうだろう?
他人の心の中という、自分のチカラで直接変えることのできないことに対して
必死になってしまう。
すると、
自分は相手のことを好きなのか?
自分は相手のことをどう考えているのか?
自分がどうなのか?という、
自分自身の意識を持てなくなってしまう。
自分が自分であることから離れ、
よりどころのない、不安定な宙に浮いたような状態になってしまっている。
<嫌われてもいい、好きになれ>
自分が地に足をつけた状態になるには、
他人がどう思っているかではなく、自分がどう思うかのほうが重要だ。
自分はどうなのか?を意識する必要がある。
人から好かれるかどうかよりも、
自分がその相手を好きかどうかなのだ。
相手から好かれたいと思えば、まず、あなたの好きを発信することが効果的。
誰だって、自分のことを大切に思ってくれる人ってうれしいもの。
もし、嫌われてしまっても、あなたにそれ以上の好きがあれば変えられるかもしれない。
独りよがりではない、本当の好きがあれば。
たとえ変えられなくても、あなたの好きを変える必要はない。
誰かに支配される生き方なんてしなくていい。
自分のままでいればいい。
あなたは、あなたでいればいい。