気づきの伝道師 藤井一規です。
他のだれかと同じアイディアだけでは、
新しいものを生み出したとは言えません。
当たり前の中にいては、何かが足りないのです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18263/
この記事の目次
「天才の特徴は、凡人がひいたレールに自分の思想をのせないことだ」
by スタンダール(仏の小説家)
凡人のレールの上にいるままでは、凡人の発想の範囲にいるといえる。
今までの考え方とは違う何かがあって、
新しさが出てくる。
もう少し掘り下げていく。
<普通とは違う>
普通でいいと考える人もいるが、
普通でいいが、どうでもいいになっていることがある。
自分の代わりが誰でもいい、というような状況はあまり好ましいとは言えない。
できれば普通を抜け出して行きたいもの。
普通ではない人として、
天才と変わり者とがいる。
どちらも、普通とは違うことをしていたり、
違う発想をしていたりする。
大勢と同じ発想で同じことをしているだけでは足りないのだ。
では、普通とは違うとしても、
変わり者と、天才とには、どんな違いがあるのだろう?
<天才と変わり者の違い>
変わり者は、当たり前のことを避けていたりする。
単に好き嫌いだからとか、同じは嫌だからといって、
選択的に当たり前を避けたりする。
誰もがやることが、実はできなかったりする。
周りの人たちの動向が、変わり者の行動を決めていたりする。
天才は、避けようとするのではなく、
他の人の常識とは関係なく、自分の考えや、やり方が常識的だと考えてしたりしている。
大勢の人と同じことをすることもあるが、
本質を見抜いて、あっさりやってしまったりする。
直観的に核心をついてきたりする。
中には本当に努力なしって人もいるかもしれないが、
多くの場合、人知れずに深い努力がなされていたりする。
例えば、同じ経験をしていても、その経験からとてもたくさんのことを学ぶ人もいれば、
単に、ああそういう体験だった。程度の認識しかしない人もいる。
天才と呼ばれる人たちは、圧倒的に前者なのだ。
<経験から学ぼう>
私たちは、日々たくさんのことを経験している。
しかし、何を学び、その学びから何を得たかは、
人によって、大きな差が生まれてくる。
ちょっとした人の言葉やしぐさから、その人が感じていること、
考えていることに気づくこともできる。
そこから、その人が望んでいることや大切にしていることにまで
気づくことができたりする。
単に、あの人あんなこと言っていた、といった
表面的な受け止めで終わってしまう人とでは、
大きな違いが生まれてくる。
経験は単に通り過ぎてしまうにはもったいない。
そこに、知りたかった真理の一部が表れているかもしれない。
真理に気づくことができたなら、
応用することもできる。
人と違うことをなす人は、
単に変わり者というわけではなく、
真理に気づくことのできる人で、
実は経験から学ぶことを人より努力をすることで、近づくことができたりする。