気づきの伝道師 藤井一規です。
過去を知る資料は大切にしたいものです。
しかし、ときに歴史は権力者によって歪められてきました。
このことは覚えておいた方が良さそうです。
事実についてしばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18369/
この記事の目次
「真実だけでだけでできていたなら歴史はすばらしいものだったろうに」
by レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(ロシアの小説家、思想家)
真実が素晴らしいかどうかはわからないが、
時の権力者によって、彼らに都合よく歪められた歴史は、
残念なことだと言える。
しかし、過去のことを実体験としては知り得ない私たちも
気を付けなければならないことだ。
もう少し掘り下げていく。
<歪められる情報>
時の権力者が、自分に都合の悪い事実を隠し、
自分を正当化するようなことは、
人類の歴史上たくさん行われてきた。
トップに立った人が、自分の出自を正当化する程度ならまだかわいいほうかもしれない。
国家的な情報操作がおこなれたり、
マスコミによって、偏った報道をすることで
国民の意識をコントロールしてしまったりすることもある。
私たちが正しいと思っていることは、
実は歪められているかもしれない。
<常識は違っているかも>
たとえば中国では、日本から多額のお金を
ODAとして受け取っていることは一切報道されていないが、
ことあるごとに、批判的な報道がされている。
これでは、日本に対して好ましい印象を持つ人は少なくなってしまう。
お隣りの韓国での過去の日本に対しての嫌日的な教育は60年以上続いている。
かなり一方的な考え方に基づいていても、
学校教育で60年ともなると、もはや親も子も孫も
教育内容に染められてしまい、
事実を受け留めることが社会的にも難しくなってしまう。
また、日本国内でも、気づかないうちに社会の空気がつくられたりしている。
通常なら自国に都合よく情報は流されるものだと思うが、
どちらかというと、日本を貶めようとする方向でねじ曲がることが多いのが、奇妙な印象を受ける。
<事実は何か?>
雰囲気や流布されている情報は、ねじ曲がっている可能性がある。
受けてきた教育も、必ずしも事実だけに基づいていたとは言えなかったりする。
だから、何が事実なのか、自分で確かめたり、自分で考えたりすることが
とても大切なことだ。
そして、そこから自分にとっての真実を導いておく。
知りたいことは何でも手に入る時代になったとは言うが、
ネット上にもねじ曲がったものがたくさんある。
雰囲気に流されて、冷静な判断力を失ってしまうのは残念なこと。
事実を見極め、真実に気づけるチカラを身につけるようにしていきたい。